【アニメ感想】『憂国のモリアーティ』第10話 | 雪花の風、月日の独奏

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うーん……話が進めば進むほど、シャーロックの株は下がる一方。

前回あれだけカッコよく「謎は自分で解いた方が楽しいだろうが!」と決めたものの、

時間が経てば経つほど、あの時取引に応じて犯人を殺害しておけばと鬱屈した日々を送っている。

謎を求めるあまり、たばこ吸いまくり、部屋で銃をぶっぱなし、

病死と診断された貴族の街へ押しかけて粗さがし。

自分の狙いが外れたと知れば、ワトソンやレストレイド警部にまで八つ当たりする始末。

サブカル界でも名高いシャーロック・ホームズの好感度をここまで下げにきた作品は早々ないのでは…。

 

何だかモリアーティ3兄弟がクライム・コンサルタントを繰り広げていた初期の展開の方が面白かったなあ。

シャーロック一行が出てきてからは、アルバート兄さんほとんど出番ないし。

作画はハイクオリティだし、カーテンや壁紙、絨毯にまで3Dテクスチャーを施す細やかさなど、映像美は今期最強だと思うけど、いかんせん感情移入できるキャラが少なすぎて、

自分の中で盛り上がりに欠ける。