【アニメ感想】『無能なナナ』第9話 | 雪花の風、月日の独奏

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アバンのBGMが良い。

静かなピアノながら緊迫感に溢れる旋律。

『無能なナナ』のサントラ欲しいなあ。円盤とセットじゃなくて、単体のヤツ。

 

さてさて、再び勃発したナナVSキョウヤ。

結果はナナの辛勝。

携帯電話はとっくに廃棄してあって、偽装工作用のメッセージは腐敗していくゾンビの指を利用して自動的に送信させるというトンでもな真相。

確かに8話の冒頭でシンジの死体の腐敗が進んでいるという描写があったけど、それが伏線だとは思わなかった。

ゾンビの腐敗速度が明確に分からないとそんなトリック使えないぞ。

一体どれだけ実験を繰り返したんだろう。

 

 

今回はいいところまでナナを追い詰めたのに、ギリギリのところで躱されてしまったキョウヤ。

ここまで悔しそうな表情は珍しい。

普段の行いが功を奏して、ますますクラス内での地位を高めていくナナだけど、

ナナの犯行を知っている身としては、やっぱりキョウヤに感情移入してしまうなあ。

 

そんなもどかしい顛末になってしまったAパート。

ナナの一番の信者だと思っていたミチルが豹変!!

こりゃ大変だと思ったら、案の定偽物でしたか。

OPのラストに登場していた遊佐さん改め眼鏡の胡散臭い人登場。

5年前に学校に通っていたOBで、何やらナナに取引を持ちかけ始めたぞ。

しかし細めの遊佐さんボイス胡散臭い人間をナナがそう簡単に信じるわけもなく、

さっくり毒殺。

この作品、どこまでスピード展開で意表を突くんだよ!!…と呆気にとられたのもつかの間、

眼鏡の胡散臭い人、相手の能力を全てコピーできるというナナオ以上のチートだった。

 

ナナしゃん、またしてもピンチ。

能力者殺害→ナナによる抹殺→キョウヤ肉薄→ナナ危機回避→新たな能力者登場と

完全に展開がパターン化してますな。

ナナとキョウヤの化かし合いが面白いので現状良いけど、そろそろテコ入れが欲しいところ…って残り3話か。

なら、もうすぐ終幕に向けて何かしら大きな動きがあるはず。

 

 

 

些事ですが。

この話数で一番うれしかったのは、ナナが自ら手を下したナナオを善人だと認めていたり、

眼鏡の胡散臭い人がナナオのことを「優秀な能力者」だと称賛していたところ。

 

 

 

 

ナナオーーーーー!

 

君は無能なんかじゃなかったんだよーーーーー!

 

できる良い子だったんだよーーーーーーーーーー!!

 

ナナオーーーーーーーーーーーー!!(熱いナナオ推し