【アニメ感想】『憂国のモリアーティ』第7話 | 雪花の風、月日の独奏

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脚本・演出:ウィリアム

主演:エンダース卿

出演:トーマス(破落戸)

舞台機構ほか:モラン大佐、フラット

観客:ノアティック号乗客の皆様

 

以上のスタッフ及び関係者でお送りした、狂乱の殺人劇第一幕。

殺して海に捨てたと見せかけた破落戸の死体をモランとフラットが密かに保管しておき、

破落戸がまだ生きているように見せかけて、エンダース卿を狂気に陥らせ、

舞台上の衆人環視の中でもう一度殺させる…。

とんでもないシナリオを仕上げてきたな、ウィリアム。

 

結局、エンダース卿は海に転落して「事故死」、証拠処分も抜かりなし。

これでウィリアムの計画通り、ロンドンは犯罪都市に堕ちる……はずだが、

これだけ派手に動いているものの、ウィリアムの計画の全貌が見えないせいか、

ここから話がどう展開していくのかが見えない。

彼はロンドンをどのような「犯罪都市」に貶めたいのだろう。

 

そして、ウィリアムにとって唯一の不安要素である、名探偵シャーロック・ホームズ。

やたらキザな立ち居振る舞いは相変わらずだけど、破落戸の正確な殺害時刻をあっさりと見抜いたぞ。

これから先はこの二人の対峙が続くのかな。

 

あと、エンダース卿役の鈴木達央さん、迫真の演技でした。

これ以上ないぐらいの鬼畜ぶりと狂気を見せてもらったぜ。