東儀秀樹さんのトーク&ライブに行ってきました。
彼の演奏や話には多くの学びがあり貴重な体験でした。
第一印象は…
とにかく立ち姿が美しい。
細身でスタイルがよくて63歳とは信じられない。
雅楽の楽器で奏でる演奏を生で聞いたのは初めてでした。
初めてなのにどこか懐かしいような音。
楽器を演奏しているのに歌っているような音の響きに癒されました。
①感情がないと音楽は伝わらない
東儀さんは音楽には演奏するにも人に伝えるにも、感情が欠かせないとおっしゃっていました。
音符通りに演奏するだけでなく、心からの気持ちを込めた音楽こそが人々に響きます。
東儀さんが雅楽の楽器について深い知識を持っているからこそ、その演奏や話を聴くと、雅楽の魅力を再認識し、また聴きたいと思うのです。
②自分が大好きだと思ってやることは人を動かせる
東儀さんは演奏中に流れる全ての楽器の演奏を1人で行っているそうです。
しかも、楽器の演奏については独学であり、自分のやり方で楽しんでいるとのこと。
自分が心から好きだと思うことに取り組むことが、人を感動させる力になるのです。
他とは異なるやり方こそが個性を生み出します。
そして、自分自身が大好きだと思えれば、楽しく生きていけるのだと気付かされました。
③国際人としての文化力の大切さ
東儀さんは、国際人としての必要性についても触れていました。
語学力以上に文化力が求められるのだということです。
外国から来た人々に日本の文化を伝えることは、日本人としての責務であり大切なことです。
テレビでも観ましたが、海外からきた外国人は日本の文化を体験しに日本にやってきます。
外国語が話せても文化についての知識がなければ真の交流は成り立ちません。
このイベントを通じて日本の文化を深く知ることの重要性を再認識しました。
東儀秀樹さんのトーク&ライブに参加した経験は貴重なものとなりました。
自分の大好きなことをやること、日本の文化を知ることについて考えさせられた1日でした。