写真家の上田義彦の初監督作品ということで興味があり、観ることに決めました。
スタートから、独自の世界観が出ていて惹きつけられました。
葉山にある古い家屋と、四季折々に花が咲く広い庭を、まるでそこで暮らしているかのようにゆっくりと堪能できました。
木の葉が風にそよぐ音
鳥の声、波の音、着物の衣擦れの音。
日常の音とともに、美しい映像が流れます。
言葉は少なく、ストーリーもゆっくりで、細かい表情を丁寧に映しています。
古いけど家具やしつらえが素敵な家と、手入れが行き届いた四季を感じられる庭。
そのなかでの丁寧な暮らし。
まさに私の興味のある暮らしがそこには広がっていました。
もう何も考えず、映像を観ているだけで心地良い。
そして全てに品があり、家具やライト、またグラス一つとっても素敵でお洒落。
静かな音楽と、どこを切り取っても写真のように美しい映像。
気持ちがそわそわすることなく落ち着いて観れ、リラックス効果絶大の素敵な映画でした。
私の大好きな映画のひとつ『日々是好日』も丁寧に季節の移ろいを描いていて、通ずるものがあります。
静かな日常が好きな方、日頃の疲れを忘れほっとひと息つきたい方に、どちらもおススメの映画です。