誰もが1度は聞いたことがある、ラヴェルの【ボレロ】。その名曲誕生の裏側と共に彼の人生を描いたストーリーです。
ラヴェルと言えば優雅で繊細な美しいピアノ曲【亡き王女のためのパヴァーヌ】しか知らなかったので、【ボレロ】は聞いたことはあっても、ラヴェルが作曲したバレエ音楽だと初めて認識しました。
劇中の音楽はラヴェルの曲を中心にクラッシックの美しい名曲が聴けて、ピアノ好きにはたまりません。
フランスの映画なので、もちろんフランス語。(もちろん日本語字幕)
フランスの作曲家なので、もちろん舞台はフランス。1920年代から30年代のクラシックなインテリアや装いが素敵でした
。
私の中で映画鑑賞の醍醐味は、手軽に日常を離れてその映画の世界にワープ出来ること。
だからといって非日常のSFやアドベンチャーが好きという訳ではなく、その時代や日常を垣間見たい、生活に興味があるのでそこでの暮らしを観るのが楽しいのです。(もちろんストーリーも大事ですが)
古いピアノを弾いて歌ったり、オペラ座?でバレエを鑑賞したり、カフェで仲間と呑んだり、海を眺めながら創作したり、もちろん住んでいるお家の庭や窓、しつらえが上品です。
また夜のセーヌ川沿いを歩くシーンは素敵すぎます。
とにかく音楽を聴いて背景を観ているだけでも楽しめました。
また、ラヴェル役のラファエル・ペルソナがイケメンで、若い頃から晩年まで演じるのですが、とにかくよくタバコを吸っていて神経質そうな感じがよく出ていました。この当時の、髪をしっかり分けてワイシャツにベストといった男性の装いが好みで、観ていて飽きない。ラヴェルが生涯好きだったミシア役のドリア・ティリエもパリジェンヌらしく美人で自由な感じが出ていて素敵でした。もちろんスタイルも良く着ているものも上品。
以前観た映画【グレン・ミラー物語】はアメリカの1920年から40年代を生きたジャズミュージシャンのストーリーですが、
同じ時代でも、国が違い音楽が違うので雰囲気が全然違います。この映画も音楽が楽しめ、背景も華やかで素敵だったような。
ラヴェルもグレン・ミラーもジャンルは違えど、どちらも歴史に残る偉大な音楽家。最期はどちらも悲しい運命。
伝記映画も好きな映画ジャンルの一つなので観ていて興味深く楽しい時間でした。
ボレロ 永遠の旋律 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com