なぜ？が分かって、目からウロコ！
自由で楽しく”とびきり美味しい”
お菓子作りを応援する
アトリエ・ミニョン
村雲久美子 です
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先日タルトレッスンをしました。
その時のことはこちら。
うまく出来ない理由は…完コピできていないから！！
今日はそこで起きた
あるトラブルについて書きます！
作られたタルトはこちらです。
このレッスン、いろいろありまして
今回は、生徒さんに
タルトの土台の生地を作って
持ってきていただきました。
すると、お一人から報告が。
「先生、いつもの粉を切らしていて・・・」。
買いに行く余裕はなかったため
手持ちの、とある粉で作られました。
レッスンでは小麦粉についても説明しているため
生徒さんはグルテン（小麦のタンパク質からできるもの）に着目し
強力粉を少しブレンドして、
生地を作られました。
理論上は、グルテンができる量は変わらない？かもしれませんが
（その場で計算していないので、正確には分かりません）
もう一人の生徒さんの生地とは
見た目が違います。
一目瞭然でした。
長く通われている生徒さんなので
生地作りを失敗したということはありません。
明らかに粉が違うからです。
で、その生地ですが・・・
めちゃくちゃ、扱いにくかった！！！
冷やしても、すぐにクタクタに柔らかくなり
敷きこみにくいこと、この上ないっ！！
かなり苦労して、型に敷きこみをして
何とか焼き上げられました。
焼きあがって安堵の一枚(笑)。
小麦粉は、大きく分けて
強力粉、中力粉、薄力粉があります。
でも、それぞれにブランドがあります。
スーパーに並んでいるものに名前がある、アレです。
バイオレットだの、ハートだの。
私の教室では北海道小麦の
「ドルチェ」を使用しています。
パンを作られる方だと、
イーグル、リスドオル、ヨット、春よ来いetc…
色々な粉を使い分けますよね。
同じ薄力粉の中にも
いっぱいブランドがあり、
それぞれに粉の特徴があります。
灰分（ミネラル分）、
タンパク質量だけでなく
小麦の品種から来る粒子の粗さや
更には味わいも違います。
基本的には「薄力粉」指定ならば
薄力粉として売られているものを使用すれば
間違いはありませんが・・・
生徒さんが使った粉は、ちょっと特殊でした
こういった失敗？から
粉の違いが何を生み出すかということを
シッカリと学ぶことが出来ます。
いや～、それにしても大変でした(笑)。
学びは深いけど
あ、出来上がったタルトは
カチカチでもなく
とても美味しかったそうです
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