モアイがペルー税関で没収されて号泣したり、アマゾンでシャーマンにいろんなことされたりしてました。 | 世界を旅するラブレター

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「アラサー・独身・彼氏ナシ」現代女性の三重苦を背負ったバックパッカーが、さらに「住所不定・休職」をステータスに加え、世界一周に旅立ちます。

コモエスタス?(お元気ですか?)


前回「ネット環境が微弱なイースター島から戻ってきました」報告をしたのですが

そのあとの行き先であるペルーのジャングル(プカルパ)で

またもやネット環境がなくて、数日間音信不通になってしまった

ミギー(ネットジャンキー)です。



この数日間もいろいろなことがあったので

あんな話やこんな話も聞いてほしいところなんですが

それだけで数回分になってしまいそうなので

とりいそぎダイジェストでお話しすると…



■モアイがボッシュートされた話■


イースター島から友人の作ってくれた木彫りのモアイを抱えて

ペルーのリマに降り立ったんですが

その税関で木彫りのモアイが問題になってしまったのであります。


モアイさんの大きさが若干デカめだったせいか

税関職員はモアイばりの無表情のまま

「コレは木材ですね。持ち込み禁止なので、没収です」とわたしに告げました。



えー。


まさかのボッシュートですか。

そういうのはモアイじゃなくて、ヒトシくん人形だけにしてもらえませんか。


草野仁さんでもないのに

こんなカンタンにモアイを

「♪てれってれってー」していいと思っているんですか。



まだモアイをゲットしてから24時間も経ってないのに

もうお別れだなんて。


しかもイースター島の友人が作ってくれた

だいじなモアイだというのに。


わたしにとってはスーパーヒトシくんならぬ

スーパーモアイくんだというのに。



そんなー。



「見逃してくださいよ」と懇願するも

スペイン語がイマイチわかっていないわたしと

英語がわからない税関職員の話がかみ合うわけもなく

モアイはビニールに入れられ、計量され、管理番号を貼られ

ちゃっちゃか廃棄書類を作成されたあげく

「はい、お別れです」と言わんばかりにドナドナされていきました。



うぅ…このままだと

本当にモアイとお別れになってしまう…。



どうにか、

どうにかできないのか。



こうなったら、奥の手を出すしかない。



困ったときのわたしの奥の手。




「号泣」




こういうとき「なんで没収なんだよ!ふざけんなよ!」と

怒り狂って怒鳴り散らすより

「どうにかしてもらえないですか…」と

さめざめとお願いするほうが効果的なのを

わたしは過去の旅行経験から学んでいました。


とはいえ、泣きたくて泣いてるわけではなく

「友だちの作ったスーパーモアイくんが没収される悲しみ」と

「木彫りがペルーに持ち込み禁止なのを知らなかった自分の情けなさ」の

あわせ技で涙が止まらないのでありました。



わたしが悲しみにくれながら懇願している様子を見ていた

ペルーのみなさん(※フルーツとソーセージを没収されてた旅行者)が

「どうにかしてやりなよ」的なことを言ってくださったようで…。




結果。




モアイは「処分」ではなく、

税関で「預かり」にしてもらえました。


なんと、リマから空路で出る直前に

もう一度、空港の税関に来て受け取るなら

返却してもらえることになったのです。



あぁ、わがモアイよ。



しばしのお別れだけど、きっとまた会えるハズ…。




そんなわけで、

ペルーのみなさん(※没収されるフルーツをひたすら口に押し込んでいた旅行者)の

お力添えのおかげで、モアイのボッシュートは避けられたようであります。



ちゃんと返却してもらえるかどうか、

結果はまた後日。





■アマゾンでの話■


モアイ・ボッシュート事件を乗り越えたあとに

たどり着いたアマゾン。


またもやネット環境がない、

どころか電気が通っていませんでした。

(なので更新できずにすみませぬ)


わざわざそんなところに行ったお目当ては…

シャーマンによるアヤワスカ・セレモニー。


アヤワスカってのは幻覚作用のある飲料で

(※ここでのアヤワスカは単体の植物のことではなく

アヤワスカとチャクルーナという植物を煮出した液のこと)

アマゾンの先住民によって

長きにわたってシャーマニズム儀式に使われてきたものです。



この鍋でグツグツされているものがそれ。

日本ではアヤワスカは違法なんですが、

ペルーやブラジルなどアマゾンのある国をはじめ

南米・中米のシャーマンのいる場所では

いまでもフツーにアヤワスカを使ったセレモニー(儀式)が行われており

韓国やイギリス、アメリカなどでも

シャーマンが出張してセレモニーが開催されています。



「世界最強の幻覚作用」を引き起こすといわれているアヤワスカ。



あーだこーだで流れに身を任せた結果、

著名(らしい)シャーマンのもとでセレモニーを数回体験できたんですが…


わたしの左隣の人は発狂寸前

右隣の人は涙を流し

さらにその隣の人はうめき続け


セレモニーのあとにはみんなが抱き合っているという

自分至上最高にスピリチュアル(!?)な空間に放り込まれたわけですが



えー…



あのー…



わたしが、そんな空間のなかでどうなっていたのかは…





また後日。




読んでくださりグラシアス、アスタルエゴ!(ありがとう、またね)



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