日高路の春、丘に牧場に緑が甦り仔馬も生まれ、春真っ盛りです。
海も冬の鉛色のコートを脱いで明るい色に変身。
波のキラキラする浜辺で、打ち上げられた昆布を集めている人がいます。
名産、日高昆布は昆布の風味が強く、煮ると柔らかくて美味しいのです。
さて、日高路をドライブすると必ず立ち寄る高槻商店。
この日は贈答用のサクラマス、根ボッケにハッカクの浜干しを買って
自家用には日高の春ウニを求めました。
産地は冬島とあり、昆布の上浜の場所で獲れたウニですね。
よし、値も良いけれど、これなら良しとしましょう。
美味しい昆布の獲れる場所で、美味しい昆布を食べて育ったウニがやっぱり
美味しいよね…とは、ホソメ昆布の日本海側をくさすつもりでは無いのですが。
子供の頃はウニの口の所をとり、2~3個分のウニをそこから詰めて、浜辺の
焚火で焼きウニにして食べた…貧乏だったけれど、今思うと何と贅沢な!
なんて事を思いながら、殻を割って塩水で洗ったりせずそのまま指ですくって
いただくと、あの頃を思い出しますねぇ
酒が飲めるようになったところが、あの頃とは違いますけれど…ねっ
お酒は栃木の酒「仙禽」で、こちらはいつもの桜本商店さんで求めました。
これまた美味い酒、美味いウニとで口中の至福。ああ満足。
日高昆布の事も書いてみましたので、宜しければ別ブログの方もどうぞ。