那覇から新千歳は福岡で乗継で、それを含め福岡は何度か来ましたが
麺はラーメンしか食べていないので、今回はその時間を利用し、空港の
うどんでランチをする事に。
札幌にも一時期「博多肉うどん」の看板をあげた店があり、そのうどんの
歯応えは普通でしたが、一方でコシの弱い柔らかなうどんも、ご当地では
人気とも。
コシのないうどんって、風邪ひいた時に食べる鍋焼きみたいな感じ?
街を流すうどん屋に大店の木戸から、ささやき声で「うどん屋さん」と声が。
旦那に内緒で食べるので小声なのだろうと解釈し、ささやき声で対応して
いると、「うどん屋さん」 「はい?」 「あんたも風邪ひいてるの」…
という、小さんの落語を思い出しながら入ったのが、因幡うどん空港店。
うどんは、さすが信念を持った柔らかさ?で、グズグズふやけているの
とは違い、心地良いすすり心地です。これ、良いかも。
以前、某県民バラエティで大嫌いな福岡出身のタレント?が「うどんに
コシを求めちゃいけない」みたいな話をして、ちょっとフィルターがかかって
いたのですが、食べてみなくてはわからないものですね。
出汁も品良く透明感があり、塩気が控え目なのにもかかわらず美味いと
感じるのは、しっかりした出汁=利尻昆布と五島のいりこと、北と南の
美味しいとこ取り?をしているせいでしょうか?
麺をすすり終わる頃には、天ぷらも全体に溶け出し、スープと一体と
なってとても美味しく結局スープまで全て完食。これで税込530円。
セルフの空港のフードコートというイメージを、良い意味で裏切る?一杯
で、ごちそうさまでした。