栄町の美咲で山羊汁デビュー | Bグルときどき腕まくり

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主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
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福岡のうなぎのせいろ蒸しに満足し、その足で沖縄へと移動。

LCCは、本当に貧乏旅行の味方です。

 

那覇の夜は最近栄町西口近辺がお気に入りですが、ゆいレール安里で

降りた所に、山羊料理の店が2軒あり、今回はそのどちらかの店で絶対

食べようと決めていたのが山羊汁。

だいぶ以前、札幌のわしたショップで沖縄ハムの商品だと思ったけれど

レトルト・パックを求め、普通に食べられたのでいつかホンモノを店で…

と、思っていたもので。

 

今回はそのうちの赤い暖簾につい惹かれ、山羊料理 美咲さんへ。

 

こちらが山羊汁で、カツオとか余計なものは使わず、山羊の骨だけの

出汁だそうで、きめの細かい脂は少し牛に近いかな?

 

汁は少しだけミルクっぽいような、遠い昔に飲んだ山羊の乳とイメージが

一瞬重なります。とは言え、自分の味の記憶力に自信は無いですが…。

 

皮下の肉、スペアリブ、内臓のセンマイに当たる部分、豚ならテビチに

当たる蹄の部分など、クセもなく…とまで言いませんが、普通に柔らかく

どの部位も美味しい。

 

特に蹄はテビチよりコラーゲン?が少なくて、ずっと食べ易く、私は蹄で

比べるなら、こちらの方が好き。

豚のテビチは煮ると膨張し、山羊は縮むそうですがそれもあるのかな?

 

脂の部分も養豚の豚とは運動量が違うのか、軽くてサラッとしていて

私は豚の脂身より好ましく思いました。

 

 

以前読んだ本で初めて口にした漫画家さん(女性)が、「一瞬にして口内が

(動物園の)ふれあい広場風味に!」などと書いていましたが、私は別に

普通に滋味深く、美味しくいただけましたよ。

 

道産子の私はラムばかりではなくマトンも好きなので、そんな羊を食べる

日常があって、山羊のハードルが低いのかも知れませんが。

 

ぬちぐすい(命の薬)とは、母の愛とか心のこもった料理に使う言葉だそう

なので、使い方が違うとは思いますが、命をいただく事に感謝し、骨以外は

すべていただきました。

 

山羊さんの命をいただき、明日からのエネルギーにさせていただきます。

 

ごちそうさまでした。