開業して7~8年になるでしょうか?当時は村中系の味ですね、という印象。
以前の職場で南区も担当だったので何度か食べましたが、普通に美味しいし
薬味もそんなに強くないから、仕事中の昼飯にはありがたいけれど休日に
わざわざここまで…という感じで。(自宅から車で40分程ですが)
最近、カミさんと南区に用事があり、たまたま立ち寄ったところが、カミさんが
結構気に入った様子で、この日のリクエスト。私も異存ありません。
カミさんは前回食べて気に入った「焦がし醤油」を注文。
こちらの醤油は具材を焦げる直前まで炒め、とあります。
札幌のトラディショナルな「煽り」を入れた作り方の様ですが、醤油の甘さや
煽りの加減でしょうか?老舗の店とはまた一味違って美味しいです。
カミさんがを頼んだので、私は押し出され?味噌を注文。
別に一緒でも良かったのですけれどね。
村中系の本流、豊平区と南区にあるお店に比べ、脂、塩気、薬味など全体が
マイルドに仕上げてあって、それが最初に書いた「美味しいけれどわざわざ…」
なのですが、あれからこちらも大分減塩に慣れ、今はこれがおいしい。
スープの上にさっと回した焦がしラードも小技が効いているし、ひき肉を入れ
煽った具材も美味しい。(欲言うともう少しモヤシは煽った方が好きですが)
味噌にチャーシューは…といつも言っているのですが、違和感なく美味しい。
でも、一番印象が違うのがこの麺ですね。
以前は森住の麺を使っていた様な気がしますが(間違っていたらごめんなさい)
今は自家製麺だそうで、黄色く中太縮れはオーソドックスな札幌中華麺と同じ
ですが、加水率が低めになっています。
そのせいかスープとの相性が一段と良くなった感じで、スープそのものは大きく
は変わっていない気がするのですが、トータルでの印象が上がっています。
村中系の味というと僕ら年配者は、オリジナルの村中の母さんのラーメンの
インパクトが強すぎて、つい比べそうになるのですが、そんなことはない。
守破離で言えば、充分「離」でしょう。★
全粒粉の平打ち麺というのもあるそうですから、次はそれを頼んでみるかな?
あと、平日のランチタイムは小ライス無料(なくなり次第終了)だそうですので
そのあたりもうれしいですね。
南区石山1条8丁目(国道沿い)