1950年(昭和25年)創業の札幌の天ぷちの老舗、「蝦天本店」が3月末を
もって、68年の歴史の幕を下ろすそうです。
1950年と言うと私の生まれた年、私も今月末をもって現在の再々就職が
満了。身につまされます…などと言うのはいささか大げさですが、まあ同い
年なのも何かの縁と思い、行ってきました。
普段なら「天丼」を頼む所なのですが、私の中での天丼は蝦天分店が好き
なので、この日は定食を選択。
と言っても、一番リーズナブルな「お昼の天ぷら定食」1200円ですけれど。
カウンターでいただくと、揚がった順に出てきて、最初がエビ、キス、春菊
次いで南瓜、イカ、ピーマン、そして2本目のエビ。
油はかろやか、ころももサクッとして美味しかった。ご馳走様でした。
でも、隣りのお客様が食べていたかき揚げ天丼も美味しそうだったなぁ
まだ10日はどあるから、もう一度位食べに来られるかな?
天ぷらの同業ですすきのにあった名店「八巻(ハチマキ)」はとうに無く、こちらに
隣接していたあずま寿司も、2016年に廃業(倒産)してしまいました。
札幌に住んで、たかだか半世紀ではありますが、時代は移ってゆくのです
ねぇ、寂しい話ですが。
ただ、独立経営の南2条の分店や、日興ビルのあるお店はそのまま営業
だそうで、一安心ではありますが。
南4条西3丁目
【関連の過去ブログ】 2016年02月03日 蛯天分店 天丼