地下鉄北34条駅から麻生にかけては、煮干しの有名店始めなかなか強力な
店が揃っていますが、その中では地味だけれど気になっていた一軒。
注目したのはワンコインである事と「北のブラック」と言う部分が大きいのですが。
人気があるのは醤油と味噌が同じくらい、塩はメニューには書いていないですが
モヤシ入りと函館式のモヤシの入らないものがあるそうです。
衛生責任者のお名前の所に「函館」とあるのは、函館から見えたお店だったのですね。
もっとも、もう開店して三年目になるそうですが。
はい、こちらがその北のブラックです。
なるほど、富山ブラックも真っ青の墨汁色?のスープですが、見た目と違って塩気は
ごく普通、山椒やニンニクの薬味に軽い酸味はニンニクの匂い緩和の酢でしょうか?
麺を持ち上げると、まるでイカ墨ソーメンチャンプルーの様にこげ茶に染まっています。
麺は函館の日の出製麺だそうで、札幌の標準的なものよりやや細め、加水率やや多め
札幌の麺と迷ったのけれど、長い付き合いで送料をまけてもらったので…と朗らかな
女性店主さん。
バラ肉部分のチャーシュー二枚は、私はもう少し味の染みた方が好きですが
スープに沈めておけばちょうどいいバランスと言う計算なのかも知れません。
メンマやモヤシ、普通のゆで卵半分、どれも麺と一緒にすすり込んでも違和感
無く、おいしくいただけました。
札幌ではあまり見かけない一杯ですし、他の味も食べて見るのが楽しみになって
来ました。
ワンコインと言うのも嬉しいし、ライスは50円という安さはまるで昭和?
リーズナブルで、個性的で、美味しい一杯。ご馳走様でした。☆
北33条西3丁目