昨日は郊外で残念な「すし懐石」を食べてしまったので、この日はお口直し。
という訳で、２日続けて寿司という愚挙？
札幌駅北口、大型カメラ店の近くにあるこの店がずっと気になっていました。
多少派手めではあるけれど、これ見よがしと言うほどでもなく良い感じのファサード。
ランチは１０００円の「禄」と２０００円の「福」の二種類(いずれも税別)で、「福」の方は
茶碗蒸しやデザートも付くそうですが、初めての店なので、まずはサラリーマン仕様？の
１０００円の握りをお願いしました。
握りはやや小ぶりですが、コメの硬さ、酢の加減甘さの加減、ネタの大きさ、とても
良いバランスで品の良い清楚系？の寿司です。
シャリは書いた通り小ぶりですが、空気の含ませ方が絶妙なのか不足はない感じ。
シメサバも脂が乗っていて美味しかった。
出来るだけ地物を使い…とあったので、こちらも道産ですか？と伺うと、さすがに
地物はまだ脂が乗っていないので九州産だそうですが、魚の目利きと締め加減が
絶妙なのですね。これだけ追加して食べたいくらいでした。
ガリも清楚系。塩、酢、辛さ全体に抑制が効いていて、私としてはもう少し生姜の
辛みを残したものが好きですが、これは握りとのバランス。とても良いです。
椀は、普通この値段のランチでは甘エビの頭が多いと思いますが、アサリでした？
これも嬉しいですね。
日本酒も焼酎も私の知らない銘柄が一杯あって、銘柄は特に固定化せず時々で
利酒をして自分が美味いと思ったものを都度出していて、月に２回位はメニューが
入れ替わるのだそうです。
夜の部の握りも１０００円、２０００円、３０００円とキリよく、それぞれ雪・月・花と
付いているのも粋ですね。「並」とか「松」とかでなくて。
因みにお任せで４０００円だそうですから、リーズナブルな方ですよね。
私の通勤経路からは外れるけれど、これはわざわざでも価値ありそう。
ごちそうさまでした。★☆
北７条西５丁目