ら~めん竹馬 煮干しそば | Bグルときどき腕まくり

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主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
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古いビルに前の店の看板が残っていて、若い店主さんが居抜きで入った?

と思いきや、店主さん?のほか、年配のご夫婦との三名体制でした。

 

券売機はトップから右に鶏そば醤油、同塩ときて、煮干しそば、中華そばの順。

このお店の案内を置いてあったのが、煮干しラーメンの有名店だったので

迷わず煮干しそば700円を注文。

うっかり鶏そばを頼んで、もし鶏チャーシューだったすると、私には悲劇ですし。

 

 

名前の割に煮干しが強く香るというタイプでは無いですが、スープをゆっくり

味わうと、遠くに煮干しの腑の苦味が感じられまが、片口イワシと真イワシの

煮干しだそうです。

 

スープの色や独特の甘み感じさせるのは、白醤油とのブレンドでしょうか?

塩気は抑えてあり、強く個性を出さず、吸い物の様にスーッと入ってくるタイプ。

 

麺はかなり細めでチリチリの縮れ系。

 

量が多くは感じないのですが、細くて口触りが良いせいもあるのでしょう。

メンマは太いけれど柔らかく、繊維を感じる事なくサクッと噛めます。

エグミなく塩出しも適切で、これは美味しいです。とても気に入りました。

 

全体にスルスルと入ってくる淡麗系ラーメンで、私の様な昭和世代が

懐かしさを感じるというタイプでは無いけれど、優しい味のラーメンです。

 

残るチャーシューは……レアチャーシューでした。

今流行りなのですねぇ…

例によって、最初に麺の下に埋めて置いて、ゆっくり後からいただきました。

 

まったく個人的な感想なのですが、こうした淡麗系にこそ、適度に味の浸みた

オーソドックスなチャーシューが似合う気がするのですがね。

 

その方がスープとコントラストが出来、相互に引き立てあう気がするのですが

どうなのでしょう?

プロレスがベビーフェイス同士でやってもつまらない様に…

 

 

それにしても、低温調理か寸胴で煮詰めるかは別として、煮豚ではなく

昔ながらの縁の紅い、紅糟を塗って炉で焼いた、ホンモノのチャーシュー

食べたいなぁ

 

大衆中華のお店では、最近はついぞお目にかからないし、今は普段

行けない高級店でしか食べられないのかなぁ、ちょっと寂しいですね。

 

西区山の手3条4丁目