以前こちらを回った時に見つけた、住宅街にポツンと年季の入った暖簾が
かかるお店が気になり、この日のお昼はここに入ろうと決めていました。
丁字路の突き当りなので、沖縄なら石敢當が要るよなぁ…などと思いつつ
暖簾をくぐると、まあ予想にたがわぬ年配のご夫婦二人の店の様子。
メニューは、モヤシラーメン、ニラレバ炒め、マーボドーフ定食に天津丼…
チキンライスにカレーライス、カツ丼、親子丼と町の中華さん王道メニュー
しかも主要メニューが550円~650円(税込)とリーズナブル。
その中から、零下の外回りだったので温かいものをと広東メンを注文。
ほどなくして出て来た広東メンは、アンから湯気がいっぱい昇ってきます。
レンズが曇りますが、ナルトの赤、人参の黄色、青梗菜の緑、良いですねぇ
外が白いオーソドックスなナルトより、紅白を反転させたタイプの方が、これ
には似合い、暖かな食べ物感がより強く感じられます。
そして、とろみの付いた甘じょっぱい味!これこれ。
ときどき豚バラが獣臭い店もあったりしますが、ここのは油通しがキチンと
出来ていて、野菜の火の通り方も絶妙で美味しい。嬉しくなります。★
東京では「うまにそば」として食べさせる店が多い気がしますが
広東麺と同じなのかなぁ?私が食べた限り同じものに思うけれど。
ただ、北海道のいまの極寒期に、熱々のアンがかかった「広東麺」の方が
体も暖まり有難味が増し、より美味しく感じられるのは、きっと地元びいきの
せいなのでしょうけれど。
お勘定の時、もうこちらで長いのですか?と伺うと、ここで35年やっている
との事。
皆さんに好まれるメニューを揃え、気軽に出前もしリーズナブルだし、私の
ご近所にも一軒ほしいお店ですねぇ。ご馳走様でした。
出がけに、カウンターの献立表には無かったマーボーラーメン650円の
貼紙に気が付きました。
さて、次回食べるメニューが決まった所で、次はいつにしようかな?
【2017/2/27追記】 という訳で、本日マーボーラーメンいただきました。
豆腐とても柔らかくてスムーズに口に入ります。杏仁豆腐みたいに滑らか。
辛さはピリ辛程度ですが、甘さと香味野菜のバランスがいいです。
肉は細切れなので、個人的には挽肉の方が好きですが、これはこれで
チャーシュー代わりの肉の食感として喜ばれそう。
次はこれのかけご飯も食べたい。さて、次のスケジュールも作らねば。
西区西町南14丁目1-34