今日は今年最後の外回りなので、担当エリア外の円山まで足を伸ばしウナギ。
高い昼食ですが、旬の食べ物だし、まあ今年一年の外歩き締め?ですし。
こちらのお店、円山らしい感じの良い店構えは前から気になっていたのですが
迷っているうちにガイド本に載ってしまったので、ほとぼりが冷めるのを待って?
今日になりました。
メニューは2500円の梅から5000円の特まで、鰻の大きさに応じ四種類。
特は一尾半ですが、あとは各一尾使用で主に九州宮崎産の物だそうです。
(うな玉重という、卵とじに三つ葉を散らした2000円のメニューもありました)
「重」しか無いのは店の品から言うと仕方がないのですが、私は「丼」が好き。
タレのご飯は箸から逃げて行って、重だと食べにくくないですか?
私の箸使いが下手なのは棚に上げて…ですが。
頼んだのは中くらいサイズの竹で税別3000円。
ご飯はどうされますか?と聞かれ、大盛りもお代わりも出来るそうですが
まずは標準でオーダーし、私には鰻もご飯の量もちょうどいい感じ。
頼んでから約30分で出てきました。
あまり早く出てきたら見込み生産か?と思ってしまいますが、まあ適切な時間。
鰻はしっかり蒸しがかけてあり、地焼の様な艶はありません。
スッと箸で切れるほど柔らかいウナギ、口の中で溶けてゆく様で美味しいわァ…
というファンは多いのでしょうし、関東風がお好きな方には好まれる味でしょうね。
タレも鰻に合って穏やか?な味だし、取引先の年配の会長と食事でもとなったら
ここが良いかも知れないな。
名古屋の鰻が好き(櫃まぶしは別ですが)で、札幌だと今は無き「なが木」が好き
という私には、もう少しプリンとした歯応えでこの時期らしい脂がのり、香ばしい
方が鰻らしくて好きなのですが、その辺りは好みの問題ですからね。
でも、肝吸いは出汁加減、プリッと感、良かったなぁ。これは良いですね。
店内は清潔で、スタッフの皆さんも一人で入ると、「新聞とかは宜しいですか?」と
持ってきてくれたり、お茶の代りをタイミング良く声かけていただいたり、ご飯を食べ
進んでいると「よろしければタレの追加お持ちしますか?」などと、目配り気配りが
行き届いていて、気持ちよく食事が出来、接客はとても満足しました。
ご馳走さまでした。
北1条西27丁目