西野でのランチ、この日はこちらも久しぶりの鹿児島ラーメンの櫻島。
ランチタイムには牛スジ丼(550円)や、肉の入らない素ラーメン(570円)
などリーズナブルなメニューもありますが、ここは当然看板メニューだろう
と、櫻島ラーメン(880円)を注文。
まずスープを一口。
まあクリーミーですが、そんなに濃厚というわけでは無く、臭みも無くて
結構マイルドに感じるのは、いい醤油を適量使っているのでしょう。
それでスープの味わいが立ち、輪郭がくっきりしてくる…ような気がします。
開店当初はすごい濃厚スープと思った物ですが、最近は淡麗系が多い私の
舌でもそう感じるので、今のラーメン全体が濃厚になっているのでしょうね。
麺は細めのストレートで、製麺は市内のさがみ屋の様子(暖簾から判断)
そのせいか?店の個性か、一度だけ食べた天文館のこむらさきなどに比べ
柔らかな感じがしますが、スープとは違和感ないので文句はありません。
小口切りのネギも、高菜もスープにいいアクセントになっています。
何と言っても迫力があるのは、部位を違えて3個載っているチャーシュー。
ロール状の物を含め、すべて厚切りで「枚」で無く角煮の様な「個」の迫力。
しかもロールも含め、変な獣臭さはまったくなく、豚の旨味だけ出ています。
麺だってそれなりに量はあるし、この肉の迫力ですっかり満腹になりました。
札幌の雪の中、鹿児島の誇り櫻島の大きな暖簾で、すっかり温まりました。
もっと早く再訪問すべきだったな~と、今頃反省していますが、個性ある
ラーメンは嬉しい一杯でした。★☆
西区西野4条3丁目