36号線に面した「三千里」と並び、札幌では老舗の焼肉屋さんで
三千里の裏手筋(北側)にある分、知る人ぞ知る店。
何て言いながら店は知っていましたが、実は入るのは初めて。
実は若い頃、向いのK質屋さんに何回かお世話になった事があった
ので、何かちょっと気恥ずかしくて…細い小路ですし。
「あらお見っ限り、今日は寄っていかないの?」なんて、質屋さんから
声がかかったらどうしよう…と。小心者なもンで。
質屋さんは廃業されたそうで、立派な石の蔵はお洒落な店に生まれ
変わっていました。
石の蔵が取り壊しにあう事なく、活躍で来ているのは嬉しい事です。
平日の21時までは、カウンターでの飲食に限り「晩酌セット」があり
1000円コースをお願いし、焼き物は上ホルモンにギアラ。お酒は
最初にグラスビールが出るので、追加で濁り酒に焼酎の梅割り。
私が初めて「ホルモン」を食べたのは、豊平にあった三四郎。
その時、先輩がごちそうしてくれたのが「梅割り」でした。
コップに並々と焼酎を注いで、上から梅精を溢れるまで注いで…
それはさておき、これに中ジョッキを一杯追加しても1500円でお釣りは
嬉しすぎます。
こんなに安くしてもらったら毎週寄れますね、と言うと「毎日でも来られ
る料金にしました」とご主人がニヤリ。ごもっともです。
センベロ(1000円でベロベロに)とまで言いませんが、とっても
リーズナブル。
昔の豊平の三四郎もこんな雰囲気だったかな~?と、昭和の香り
いっぱいの店内は、それだけで酔わしてくれる魅力がありました。
毎日は無理にしても、月一回は顔出してみたいですね。★★
南4条西1丁目
【関連ブログ】 質屋、焼肉屋、昭和の中小路