らーめん桃福 醤油ラーメン | Bグルときどき腕まくり

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主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
北海道の海や、山や四季とかは別ブログでどうぞ。
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ご主人が一人でやっている様子のカウンターだけのお店。

バス路線とは言いながら、静かな住宅街にあります。

 

仕事の切りで開店の11時半、ちょうど暖簾を出している所に到着。

すでに開店を待っていた私と同年代?の奥様が先客。

 

次々と、車で来た学生さん?(駐車場は無いそうです)、中年の奥様

事務服を着た熟年OL、現場系の男性二人と、あっという間に満席。

その後も5名程順番待ち。地域の人に愛されているのですね。

 

 

 

三味どれも800円は、場所と内装からは少し高いのでは?と思った

けれど(店の前は草が伸びシャッター降りていると潰れた店かと)

これなら少しは期待してもいいかな?

 

どれにしようかと迷って、ご主人に「どれが人気ですか?」と伺うと

少しだけ味噌の方が多く出るけれど、自信があるのは醤油との事。

私も初めての店は、大概醤油を頼むので、その話に乗りましょう。

 

麺は振りザルを使い一度に5玉、ちょっとかかる時間も長めで、途中

少々不安になりますが、見ると要所で丁寧な仕事をしていました。

ラードの火入れは都度必要数だけ行い、ジュッと音を立て注がれます。

 

丼も充分温めてあり、チャーシューも必要最低限だけ切り分けてあり

最後に柚子の皮も一片ずつカットして載せ、完成。

 

 

スープは鶏と豚でしょうか?濃からず薄からずバランス良くコクもあり

上で先程の火入れしたラードが、熱々の蓋の役目をしています。

伝統的な札幌醤油の作り方でありながら、スープを濁らせてある

あたりがこの店独自の工夫で、店主の自信なのでしょう。

 

麺はさがみ屋。チャーシューは2枚で柔らかくほぐれていきます。

醤油の香りが結構高めで、肉!と言う感じは薄めですが、私はラーメン

には、これくらいが好きです。

 

見ていると味噌はモヤシが載りますが、剛火で煽ってと言うタイプでは

無いので、さてどんなのか興味はありますが(人気もあるようですし)

私は、次回は塩を頼んでみようかな?

 

ガツンとインパクトのある味では無いし、魚粉等をまぶしたクドイ味でも

なく、一見平凡に見えるけど凡庸では無い…といった所でしょうか?

 

時間が経っても記憶が薄れない味は、今まで何軒か行った新琴似の

ラーメン店の中では、個人的には一番ですね★

 

新琴似7条14丁目