農繁期は田の仕事を手伝い、夕方になると先に上がり味噌汁を
作るのは私の仕事でした。
地元の日高昆布と煮干しで出汁をとり、取り出した後の煮干しは
ときどきおやつ代わりに齧っていました。
本日、久しぶりのラーメンは地下鉄34駅近辺にある昭和軒。
ノスタルジーな店名の新店、煮干し中心の出汁と聞き興味が湧いて。
正直、札幌の煮干し醤油で大好きな店のすぐ近くなので、大胆な
どんな店主がやっているのだろう?と言う興味が半分でしたが。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160817/23/mightymogu/5e/e7/j/t02200165_0640047913725925623.jpg?caw=800)
入口も店内も、厨房も綺麗で清潔で、応対も含め感じがいいです。
これで最初の興味半分が期待に変わります。
醤油ラーメンは細麺と手もみ縮れが選べるそうで、まずは手もみを
麺茹では平ザルが使えそうな鍋で振りザルを使用。
ときどき混ぜながら、湯切りの段階で平ザルに上げていました。
複数の注文入った時とか、なかなか合理的なやり方かもしれません。
しっかり温めてあった丼に調味料と魚粉かな?そして香味油。
一人前の小鍋で熱くしたスープを注ぎ、完成。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160817/23/mightymogu/f5/04/j/t02200165_0640047913725925624.jpg?caw=800)
スープは煮干しのいい香り。
子供の頃の味噌汁作りで、煮干を引き上げる時の記憶につながります。
北35条のお店は割とストレートに煮干しを押し出していますが、こちらは
ハラワタの扱いの違いかな?煮干の身の方の出汁を重点に引き出している
感じがします。
子供の頃の齧った出汁を引いた後の煮干を思い出します。
麺はキュッとした食感で、例えは変ですが盛岡冷麺の麺にも似た心地良さ。
入口の暖簾には製麺会社の名が無かったので、もしかして自家製麺ですか?
と伺うと、西山の麺だそうで。
ちょっとびっくりしていると「今は色々作られていてこちらの希望を聞いて
くれるんですよ、ウチみたいな小規模でも対応してくれますし」との事。
そうなんですね、確かにこのコシ、自家製麺では大変だろうと思っていたら
最大手といえど、日々企業努力して対応しているのですね。
たまたま、今日の新聞地方面で読んだ社長のインタビューと重なって
興味深かったです。
麻生から北34条にかけ、また一件お気に入りの店が増えました。
その日の体調や気温、前日の夕飯、最近のランチ事情…
色々な要素を組み合わせて、さてどこのラーメンにしようと嬉しい悲鳴。
一つだけ欲を言うと、定休日を金曜日にしたそうですが、北35条の
お店が木・金休みなので、そこを配慮してくれたらいつでも安心して?
北34条駅でラーメンランチが楽しめるのですが…ねぇ。
【麻生~北34条の関連過去ブログ】
2011/09/23 煮干らぁめん なかじま
2014/11/16 あさ蔵 醤油ラーメン
2016/07/30 インド料理ラム Aランチセット