札幌市西野の蕎麦屋さんが連続しますが、田舎蕎麦で人気の店だそうで
私は、蕎麦には割と冷淡な方(?)なのですが、ごつい蕎麦ならいただいて
みようかと、初めて行ってみました。
何かオヤジギャグが入ったような看板に、ついニヤッとして入ってみると
親父は居なくて、女性ばかりのお店。
揚げ物担当の奥さんに、茹で担当の奥さん、接客担当のお嬢さん。
初めての蕎麦屋では種物抜きの冷たい物で、と言うのがポリシーなので
大もりを注文した所、「普通でも300gありますので、初めての方には
ご説明しています」とのこと。
ご忠告に従いそれならと普通で注文し、厨房の様子を眺めながら
ふと頭上を見上げると、こんな張り紙がびっしり。
中盛りで1.5倍、大盛りだと2倍=600gはあるのですね。なるほど。
(ご説明いただいたお嬢さんにお願いし、撮らせてもらいました)
にしても、「人生、くいは残さない方が良いようで」とは含蓄あるお言葉。
反対の壁を見ると「蕎麦は好みがありこれがうちの味です(中略)、店も
私の気持ちも小さいので…」とか、なかなかオバサンキャグが随所に。
後で伺うと、そもそも続八条庵とは、別な場所で営業していた八条庵を
移転した時「続」と付けたのだそうで
色々楽しんでいるうちに蕎麦が登場。
挽きぐるみ系そば粉8:小麦粉2の蕎麦だそうで、田舎蕎麦としては
標準的な太さで、短く切れたタイプ。
ずず~っと啜るタイプではなく、モグモグと噛み締めるタイプの蕎麦は
好き好きが分かれる所かも知れませんが。
つゆはさほど濃くなく、蕎麦湯も適度にトロッとしていて中庸的。
気温が上がって来たからなのか、冷たいのが人気の店なのかはわかり
ませんが、皆さん冷たい蕎麦で頼んでいます。
が、この蕎麦は熱い種物とかの方が合うような気もしてきました。
冬場にも来てみて、試してみたいですね。
ゆっくりと、張り紙も楽しませていただかなくてはなりませんし。☆
西区西野7条3丁目