山の幸を集めて | Bグルときどき腕まくり

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主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
北海道の海や、山や四季とかは別ブログでどうぞ。
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故郷に帰省し、桜を愛でて、絶品のウニ丼をいただいて…
腹ごなしに(?)子供の頃、慣れ親しんだ山と沢を歩いてきました。

と、ここまでは昨日の話で、今日は山歩きのお裾分けを料理。



タラの芽の本番は桜が散ってからですが、そこそこに食べごろサイズも
あり、コゴミも出始めですが、先端部分を天ぷらにするにはやわらかで
ちょうどいいサイズ。

一方、ギョウジャニンニクはもう葉が広がりすぎ、花を咲かす準備中。
サワワサビもかなり大きく、ヤチブキも花は散りかけでしたが、とりあえず
少しずつ山の幸、分けていただきました。



ギョウジャニンニクの葉は細かく刻み、油と味噌と卵で炒め、酒のあてに。
翌日はギョウジャニンニクと白菜と肉だけで餃子に。
上手くはがれなくて、盛付は不細工ですが、味は絶品でした。



沢の恵みからはヤチブキの酢味噌和えで一品。



サワワサビはさっと熱湯をかけ、すぐさま冷ました後、塩もみをして汁を捨て
密封容器に入れ、冷蔵庫で一晩。
鼻にツンと抜ける辛さ、ホースラディッシュとはまた違った春の香り最高!



フキのキンピラ、タラの芽とコゴミのマヨネーズ焼き
タラの芽にコゴミ、ギョウジャニンニクの茎の部分は天ぷらに。

そして伊賀の酒「三重錦」は、黄金色して飲み応え十分で
いわゆる四季蔵ではできない、本格派のお酒です。

最近はこの手を常温(本来の意味で冷)や、燗で飲むのが好きです。


山歩きで春の新鮮な空気を吸い、山の幸をいただいての晩酌。
良い一日の終わりは、いつもより気持ちよくほろ酔いになりました。