浦河町 春のうに丼祭り | Bグルときどき腕まくり

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主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
北海道の海や、山や四季とかは別ブログでどうぞ。
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ふるさと自慢になるのですが、日高管内の浦河町は日高昆布の産地
特に井寒台(イカンタイ)は特上浜=最上級品質の昆布が採れる浜=で
その美味しい昆布を食べて育ったガンゼ(エゾバフンウニ)は絶品です。

とは言え、漁獲量が少ないので、札幌の市場では見かけないハズ。
地元の鮮魚店主によると、「漁師が熱心に採ってくれないから」とも
言っていますが。



桜の咲くこの時期に合わせ、町内7店舗でこの絶品ウニがいただけます。
私は、優駿さくらロードの百年桜を見に行った折、町営施設のアエルで
いただいてきました。



いやぁもうこのトロッと滑らかで、口の中で広がる磯の香りは絶品。

ノナ(ムラサキウニ)とは種類が違うので、味も色味も大きく異なります。

積丹の海を潜ると、ノナが約8割にガンゼが2割、希にツガルウニですが
日高地方の海は、ガンゼが9割以上になるでしょうか?

なので、私はウニと言うとこれが普通でした。

初夏の頃、わんぱく坊主どもがタライを浮かべ、赤ふん一本で潜って
ウニを取ってきて、私もお裾分けを。

2~3個分のウニを一つの殻に集め、流木集めたたき火で焼いた
ウニの美味しかった事。

暮らしは貧乏だったけれど、海の幸、山の幸だけは恵まれていたなぁ
もう、遠い記憶の中だけの世界になってしましましたが。