特に井寒台(イカンタイ)は特上浜=最上級品質の昆布が採れる浜=で
その美味しい昆布を食べて育ったガンゼ(エゾバフンウニ)は絶品です。
とは言え、漁獲量が少ないので、札幌の市場では見かけないハズ。
地元の鮮魚店主によると、「漁師が熱心に採ってくれないから」とも
言っていますが。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/23/mightymogu/81/60/j/t02200319_0414060013639140048.jpg?caw=800)
桜の咲くこの時期に合わせ、町内7店舗でこの絶品ウニがいただけます。
私は、優駿さくらロードの百年桜を見に行った折、町営施設のアエルで
いただいてきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/23/mightymogu/de/3e/j/t02200165_0640048013639140049.jpg?caw=800)
いやぁもうこのトロッと滑らかで、口の中で広がる磯の香りは絶品。
ノナ(ムラサキウニ)とは種類が違うので、味も色味も大きく異なります。
積丹の海を潜ると、ノナが約8割にガンゼが2割、希にツガルウニですが
日高地方の海は、ガンゼが9割以上になるでしょうか?
なので、私はウニと言うとこれが普通でした。
初夏の頃、わんぱく坊主どもがタライを浮かべ、赤ふん一本で潜って
ウニを取ってきて、私もお裾分けを。
2~3個分のウニを一つの殻に集め、流木集めたたき火で焼いた
ウニの美味しかった事。
暮らしは貧乏だったけれど、海の幸、山の幸だけは恵まれていたなぁ
もう、遠い記憶の中だけの世界になってしましましたが。