雪の中に佇む合掌造り集落を見に、わざわざ雪の北海道から…ですが。
富山は何回か出張した事がありますが、泊まるのは初めて。
北海道も美味しい海鮮は自慢ですが、富山はまた違った美味しいものが
いっぱいありました。
いきなり出て来た突き出しで、何ですかこれは？からスタート。
じゅん菜とメカブをミックスした様なこれは、ナガラ藻と言って氷見周辺で
採れる海藻だそうで、当地ではスーパーで普通に売っているそうです。
適度なコリッとサクッが美味しく、後で、お代わりをお願いしてしまいました。
すみません厚かましい客で。
それだけ美味しかったと言う事でご勘弁を。
さて、この日のおすすめメニューから、カワハギにホウボウにシロエビの
お造り。
白身ばかり並び、色気は弱いですが、とても美味しかったです。
カワハギはもちろん肝醤油でいただきました。
醤油は当然北陸の甘い醤油で、白身魚に合うんですよね～大好きです。
他には、ゲンゲの天ぷらに白貝のバター焼き。
白貝は気のせいか、北海道の物より身が厚い…ような気がしますが。
北陸と言えば外せないのはノドグロ。塩焼き美味でした。
ズワイガニの雌(香箱)は、福井のセコガニがもう終わっているのでダメかと
思っていましたが、無事ありつくことが出来ました。
もしかしたら冷凍なのかも知れませんが、こちらも美味しかった。
困ったのは、どちらも酒が進んでしまう事。
もっとも、酒がメインでその魚を中心で頼んでいるのですが。
元々私は天狗舞とか菊姫とか、富山の酒は大好きなのです。
今回はじめて出会ったのは、砺波の酒で、弥久（びきゅう）
いや、これは口に合います。
地元の酒屋さんがネット販売しているのを見つけたので、早速頼んで
みなくては。
シメに頼んだのが、大好きなしめさば。
これも初めて見た切り方で、思わずトビウオの唐揚げを思い出しましたが
いや、これまた美味しかった。
お隣の席のカップルと話が弾んだり（富山の方と福井の方だそうで）
いいお店にいいお客様。とても気に入りました。
次回はいつ来れるかな？
九月の風の盆で八尾に一泊、富山に一泊が理想だけど、八尾はもう
宿は無理でしょうね。
来年に向け、今からアクションを起こしましょうか、ねぇ