北海道は食糧自給率は高いし、その食べ物は美味しいしと
北海道LOVEの私だが、清酒はねえ…
二世古とか最近お気に入りの酒も出てきたが、道内大手の
普通酒は、どうもちょと…
仕込から醗酵の時期の気温が、本州に比べ低いからという話も
聞くが、いまどき空調コントロールしていない蔵は無いだろうし
札幌に唯一ある蔵の酒も、私は残念ながら好みに合わない。
が、この時期、その蔵が作る「十一州」の冷やおろしだけは話が別。
いつもこの時期、楽しみにしている大那と遜色ないどころか
それ以上かな?
北海道産の吟風を55%まで精米し、アルコール度数17%以上と
原酒レベルのせいもあるのでしょうが、コクがあり、呑み応えがあり
香りも良しと、純米吟醸とはまた違ったおいしさ。
因みにこの十一州というブランドは、この蔵の前身、余市清酒が
明治期に発売していたものだとか。
それが復活したのは、北海道に30店ほどある「北都千国会」という
チームの企画によるものなので、コンビニ等では手に入りません。
(私は鮭で有名な…洒落じゃないです…丸亀商店で求めました)
なので、上の写真にもある通り、王冠は無印になっています。
今夜は大根おろしをたっぷりと入れ、雪見鍋で秋の名残をグイッと
飲っています。
週末は雪の予報。雪見酒が似合いすぎ…に、なりそうです。