手稲区曙は住宅街ですが、そのバス停前のあるラーメン店。
行列こそ見ませんが、路面にある駐車場は昼過ぎには満車で、これはイケそう
かな?と思い、入ってみました。
お店の一押しは味噌となっていましたが、この日は醤油の気分だったので
二番人気?の鶏醤油らーめんを注文。
醤油は値段が一緒(670円)で、とり醤油(鶏とホタテのスープ)と醤油(鶏と豚)
煮干し鶏醤油(鶏と煮干し)の3種類。
どれも惹かれ迷うところですが、今回は鶏と帆立のスープを選択。
麺はかねじんで、札幌としてはかなり細麺で旭川系に近い太さ。
加水率は、旭川系ほどでは無いけれど低め。茹で加減は固め。
スープは温度高めで、鶏油を多めに使っているのか適度なコッテリ感はありますが
帆立とのバランスが絶妙なのでしょう。
しつこくは無いけれど、コクもあって、好みのスープです。★
いまわりと流行っている鶏白湯系ほど押しも強く無いし。
ランチタイムは禁煙。小ライスがサービスに付くのも嬉しいです。
後日、お店の一押しの味噌を食べてみました。
やや甘めの味噌ですが、くどからず濃からずこちらも美味しい…のですが
私には、ちょっとチャーシューのバランスが…
大概の店がそうなのですが、チャーシューは1種類で三味共通なので
醤油では気にならない獣臭さが、味噌の場合は立ちます。
味噌の元祖「三平」では挽肉だけ、決して味噌チャーシューとか出しませんし
村中系では、ゴロゴロと賽の目に切ってスープとの接触面を増やし、それを
緩和している。
同様に、千切りにして接触面を増やしているお店もありますし、彩未やその
お弟子さんの店は生姜を載せ、獣臭を殺している。
むろん、積極的に豚の香りが立って、それだからこそ美味しいと言う方も
多いのでしょうし、全く個人的な感想ですが、私はこの店は醤油が好きだな。
次は、鶏と煮干しの醤油、食べてみる事にしましょう。楽しみです。