名古屋に６年住んだ私としては、「煮込みうどんといえば名古屋
でしょう？」と思ってみていたのですが、茨城のも美味しそう。
昨日はこの時期としては肌寒かったので、「そうだ明日は煮込み
うどんを食べよう！」と、固く？決心。
今日になってみると爽やかな天気になったのですが、朝から
お腹の煮込みうどんスィッチが入っちゃっていたので、決行！
ここは一度しか来た事がなくて、しかも煮込みうどんははじめて。
厨房ではともかくせっせと天かすを揚げています。
大きな焙烙みたいな鍋に汁を張り、うどんを入れ、具をのせ
その上から大量の天かすをのせ、しばし煮込んでいます。
よく煮込んでいるので、天かすはもう原型をとどめていません。
トロトロになって、ポタージュスープみたいになっています。
出す直前に、この下に生卵を落としてあるので、それをうどん、
汁とよく混ぜ合わせ、蓋？の上に受けていただきます。
名古屋のように生を投入するわけではないので、冷凍物で例えると
「かと吉」ほどのコシではなく、一般的な食堂の鍋焼きよりは
しっかりとした歯ごたえ…と言ったところですが、とろみのついた
汁とのバランスではこれがベストと思われる適度な硬さで、なるほど
人気があるわけです。
汁は一般的な鍋焼きうどんに近い甘辛さのようですが、これに
溶けた天かすがあいまって、独特のおいしさになっています。
血圧さえ気にしなければ、全部掬って飲みたいところですが…
西区のＴや、北区のＭとはまた違って、こういううどんもありだよな～
と思わせる一杯でした。☆
琴似３条２丁目