飯寿司(いずし)と鮒ずし | Bグルときどき腕まくり

Bグルときどき腕まくり

主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
北海道の海や、山や四季とかは別ブログでどうぞ。
http://sun.ap.teacup.com/daddy-k/

飯寿司は酢を使わず、乳酸発酵させて作る馴れ鮨のこと。
近江の鮒ずし、加賀のかぶらずしなどと同じ仲間ですが
人参や生姜など野菜を使う事、米麹を使う事あたりが違いかな?

本州では、東北の日本海側が作るようで、秋田のハタハタの飯寿司
とか有名ですが…と言うか、それらが北海道に伝わってきたのでしょうが
北海道の漁師町なら、たいがい自家製で作るんじゃないかな?

うちの母も作ります。鮭とかキンキ(キチジ)とか、カレイとかで。



今回は母の手作りでは無く、市販品です。
「カレイは今だけ限定だよ」の呼び声につられて。

正直、かなり甘めの味付けです。
純粋の乳酸発酵させて作るものは1ヶ月以上かかるけれど
もっと時間を短縮させている感じです。



とは言え、酒飲みには絶好の肴。
この時期限定のひやおろしで、美味しくいただきました。

紹介を忘れていましたが、9月に長浜に行った折に買い求めた
鮒ずし、初体験です。

こちらは飯寿司よりずっと長く漬け込みます。

春に獲ったニゴロブナを7月の土用まで塩漬けし、塩抜きし
白米と漬け、毎日水を換え、翌年1月頃に食べゴロだそうで
大変な手間をかけているようです。

恐る恐る口にしてみましたが、別に強烈な臭いという訳でなく
酢がきつく刺激臭という訳でもなく、普通に食べられました。

とは言え、本来の食べ頃が1月と言うなら、私の買い求めた
9月下旬は、まだホンモノではない??

一月に通販で取り寄せてみるべきか…思案中なのですが。


【関連ブログ】
2010/12/20 雪の時期、いずしの味