ジンギスカン義経 幾星霜の想い? | Bグルときどき腕まくり

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主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
北海道の海や、山や四季とかは別ブログでどうぞ。
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いつか行ってみようと思いつつ、なかなかその機会が無い店って
ありますよね?
私にとってはここ、ジンギスカン義経はその一つ。



まだ市電が北区まで伸びていた頃、陸橋の上から見えるこの店の
大きな赤提灯。
煙もうもうの中で、焼酎の梅割り美味しいだろうな…と。

あれから幾星霜(?)、ようやく、ここのジンギスカンが目の前に運ばれ



ここのジンギスカンは、タレに予め漬込んだものを焼くタイプ。
一人前600円で、まずは3人前を注文。

鍋はスリットの入らないタイプで、野菜の分も付けタレはありません。
タレが多めに載っているので、鍋の縁に入れ、そこで野菜の味も
付けるようにしています。

そして肉は、中火よりやや弱いくらいでじっくり焼くのがここの流儀。
柔らくて、美味しいです。★

ジンギスカンは肉の直焼きと、タレに漬けこんでから焼く方法があり
(直焼きは更に冷凍ロール派と生肉派が)、いずれも、消費拡大に
よる畜産振興を狙い、官が提唱したそうで、直焼きは月寒(札幌)の
農業試験場が、後者は滝川市の種畜場の発案だそうですが。

タレに漬け込んだものは、松尾も長沼も厚真も、一様に柔らかく、かつ
臭みも抑えられているのは、すりおろした玉葱の働きでしょうね。



何ていっても北海道は玉葱王国でもあります。
全国の収穫量の6割近くは北海道産(平成21年度で57%)

肉は輸入だったりしますが、タレこそはザ・北海道…ですね。



基本、ジンギスカンと味噌ホルモンとラムしゃぶがメインですが
その他に小料理メニューもあります。

餃子もなかなかのお味でした。ご馳走様でした。

北7条西5丁目


関連し、別ブログで「市電が北区まで走っていた頃」も書いています。
宜しければ、こちらもご覧ください。