濃厚系ラーメンで、豚骨や背脂などのギトギトではなく
ポタージュを思わせる、濃厚鶏白湯スープってありますね?
札幌でも東区の「けせらせら」とか…
京都が総本店のこちら、昭和40年代の創業だそうですから
その手のラーメンの草分けなのでしょう。
元々、京都ラーメンは北海道民の印象とは違い、こってりだそうですし。
スープはあっさりとこってりがあり、当然「こってり」を選択。
他は「並盛」「ニンニク有」「固さ普通」で券を買い、770円なり。
どうせチェーン店だろう?個人オーナーが作る渾身の一杯の様には
いかないだろうな…との思い込み、いや、失礼しました。
スープにレンゲを刺したら倒れてこない…とまでは言いませんが
濃厚だけど、くどさや臭みは無く、ビシソワーズを思わせる口当たり。
おそらくは店舗ごとではなく、セントラルキッチン方式でスープを
提供しているのでしょうが、これは頑張っているなという感じ。
ファサードはわざとでしょうが、ややクローズ系の入口。
中はシックで、和食店とは言いませんが、それに近いシックさ。
なんちゃって民芸調とは違って、ラーメン店にしては品がいいし。
追加のタレとかスパイスなどもあって、濃厚系でやや口飽きて
きたら、そんなのも追加して最後まで美味しくいただけます。
いや、ホント、チェーン店といえど侮れない時代になりました。☆
札幌発のチェーン店も、こうあってほしいものですが…
南7条西3丁目