その大盛りとチャーシュー麺と、メニューもシンプル。
私は塩、カミさんは醤油のチャーシュー、息子は醤油の大盛りを頼み
これでほぼ全てのメニューを制覇?しました。
麺はカネジン食品の、素麺よりやや太い程度の中細ストレート。
茹では振りザル。
ガスコンロの上には大きなボウルが載り、作るつど下の寸胴から
スープを移して熱くしています。煮詰まらない工夫ですね。
スープは、科学調味料も入っていそうですが、バランスよく使っているのか
さっぱり系の軽めの仕上がりで、くどさや、嫌な食後感はありません。
息子いわく「チャーシュー以外は旨かった」と。
確かにチャーシューはタレ作り兼用という、昔ながらのやり方のようで
ちょっとその分、肉の味が薄いですが、まあ全体のバランスからして
これはこれでいいのじゃないかな?私のような年代には懐かしい味です。
懐かしいと言えば、壁、店内側の扉など、30年代テイストが出てて良いですね。
全面禁煙、嬉しいです。食べ物屋さん、すべてがこうなって欲しいものです。
美味しいもの食べているとき、他人の煙まで吸わされるのは絶対嫌ですから。
奥に別な部屋が見えますが、こちらには昔の8ミリ撮影機や、編集機材と
いったものが一杯詰まっています。
ご主人は映像関係の仕事をされていたのでしょうかね?
後から知ったのですが、店名も黒澤映画の主人公からとったみたいですね。
今度行ったら、機材部屋見せてください…と言ってみようかな?
澄川4条7丁目