平日は村中系の味噌ラーメン専門で、土日の夜限定で営業する二毛作店。
メニューは白河ラーメンの中華そば650円のほか、ワンタンメン750円
チャーシュー麺900円のほか、昼メニューの味噌750円も出す様子。
正直、この店に来るのは10年ぶり位(味噌専門のみ営業の頃の話ですが)
その時は、私には塩気がキツ過ぎ、以来怖気付いて…(今は違うかも?)
そんな印象があるので、おそるおそるスープを一口。
塩気は普通で、かけ蕎麦のつゆにも近いすっきり系のスープ。
麺は手打ちとの事で、外側は手もみの縮れ、もちっとした食感。
中は硬い食感だが、アルデンテの様に芯を残した硬さという感じではなく
小麦がギュッと詰まった印象で、噛んでいるともっちりの食感に変わる。
白河で食べた事はないが、いわゆる「とら系」の麺なのでしょうか?
札幌でも、自家製麺は時々見かけますが、手打ち麺はそう無いはず。
チャーシューは縁が赤く、ラーメン屋のチャーシュー(煮豚)ではなく
中華料理で言う叉焼肉かと思いきや、スタッフのお嬢さんによると
「店主が釜で燻製かけている手作りです」との事。
白河ラーメンのチャーシューは、炭火で一時間程度あぶって燻製状にし
更に醤油で煮込むそうで、その手順に沿ったチャーシューなのでしょう。
白河ラーメンの有名店「とら食堂」の店主は、「中華そばとラーメンは別物」
と仰っているそうですが、この麺とチャーシューを食べると、なるほどという
気がします。
白河行って食べ歩きしてみたくなりますね。ごちそうさまでした。
南11条西1丁目