あび 炎の(?)塩ラーメン | Bグルときどき腕まくり

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主に札幌のラーメン他B級グルメの感想。口に合わなかったものは載せないので最低「普通に美味しい」ですが、お気に入りは★~★★★を付けました(☆はおまけ)。
北海道の海や、山や四季とかは別ブログでどうぞ。
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20代の頃、初めて入るラーメン屋では、必ず塩を頼んでいた時期がありました。


発酵食品に頼らない塩味こそ、スープの良し悪しがストレートに出る。

塩がダメなら2度と行かないし、美味しかったら次は醤油を頼んで…という。


スープ、タレ、麺の湯切り…色々な要素が相俟ってラーメンは完成するというのに

今思えば、青臭い時代。

まあ、20代から老成していても、それも困りますが…


Bグルときどき腕まくり

もう十数年の歴史があるこちらのお店、以前は、私の住まいからは中途半端な

立地だったので行った事がありません。


現在は地下鉄南郷通18丁目から徒歩2分ほどなので、初めて訪問しました。


塩が美味しいと聞いていたので、素直に(?)普通の塩を注文。


中華鍋にモヤシを入れて炒めて…と言うと、モヤシの青臭さがスープを汚して

という、私の大嫌いなパターンなのですが、ここではその心配は無用。


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油を入れた中華鍋を、煙が出るくらい充分熱し、そこにモヤシを投入するので

強烈な炎が上がり、強火で炒めるので、モヤシの青臭さや水分が出る間が無く

しゃきっとした美味しさに仕上がっています。


ここまでなら狸小路の一徹や、砂川のまるとも と同じやり方なのですが

ここでは麺を入れ、トッピングを載せた後、カセットのバーナーで上から

炙っています。


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結構長めに炙っていましたから、チャーシューの脂部分も殆ど溶け、スープに

浮いているようです。


そのため、ギトギト感はないけれど、適度なこってり感と香ばしさとが唇に残り

店を出た後も、舌なめずりしちゃいました。


今年初のスープまで完食の一杯です。★☆