延ばして切るのではなく、練った塊を削るので、中華麺とは違って
モッチリした部分、縁のビロビロっとした部分と、食感の違う部分が
混ざり合い、舌と唇を刺激してくれるのが、他に無い特徴ですよね。
これを大辛のスープでいただくと、モッチリとビロビロが口の中で躍り
更に、ビロビロの部分が、スープのヒリヒリも持ち上げてくれて最高!!
…という食べ方が実は一番好きなのですが、札幌ではまだこのタイプの
麺にはお目にかかっていなくて、本日はこれとはちょっと違う、あんかけ
タイプのものをいただきました。
メニューには「激辛」とありましたが、普通におだやかに辛い程度で「激」
では無いです。
何を持って「激」とするかは、人それぞれの基準があるのでしょうが、私は
三平の鉄火麺や、味仙の台湾ラーメンあたりが「大辛」で、それを越えた
あたりが「激」かな?と思っているのですが、どうでしょう?
ただ、辛さは適度ですが、あんが絡んでいるので体は温まります。
不満な点は挽肉の扱いかな?やや獣臭いです。
紹興酒やスパイス等でちょっと香り付けをするともっと美味しいのに…
と思うのは、まったく個人的な好みですが。
専門店だと目の前でシュシュッと削り、それが次々と鍋の中に飛び込む
所を見せてくれるのですが、ここはオープンキッチンでなくて残念。
(単に座った場所が悪かったのかもしれませんが?)
あんを載せているので、モチモチビロビロが口の中で…はありません。
ちょっと期待とは違ったけれど、刀削麺の店、そう多くないので☆
紅燈籠は以前紹介した大通西の店をはじめ、市内に何店舗かありますが
刀削麺が食べられる店舗は、ここともう一店舗みたいです。
やはり、麺を作る職人さん、簡単には育たないのでしょうね?
なお、この刀削麺は780円でしたが、月・木がメンズDayと言う事で100円
引きだそうです。
次回はそこを狙って、海鮮刀削麺を食べてみる事にしましょう。