FC店舗が撤退した跡にオープンしました。
秋田市内に2店舗、札幌の店は3件目のようで、結構力の入った外観です。
エビがウリの様で、入口の看板には「伊勢海老つけ麺」と「世界の海老そば」
が大きく載っています。
お奨めは伊勢海老つけ麺の様で、店内には「いきなり黄金伝説で第三位」と。
私は、つけ麺は守備範囲外なので、「世界の海老そば」の方を注文。
スープは半分が褐色っぽい色で、この部分は香味油?エビ味噌入り?
味は濃厚。口の周りがギトギトするような濃さと、それに負けないエビの濃さ
は、つけ麺用のスープのデ・チューンでしょうか?
メンマもそれに負けぬ濃い味ですが、幅広に切ってあり、食感は良いです。
チャーシューは箸で持ち上げようとすると、ホロホロ崩れてくる柔らかさ。
食べ進むと、やや口飽きしますが、若い方には好まれる味でしょうね。
個人的には、ある程度食べ進めた所で、みじん切りの玉葱とか追加したら
また感じが変わって、口飽きせず食べられるのかな?などと、思いました。
食べた事は無いのですが、「秋田ラーメン」=麩の載った、オーソドックスな
中華そば風…と、思っていました。
無論こちらは、全国標準的な味で、ご当地ラーメンでは無い訳ですが。
九州発祥の豚骨スープが、東京で魚介と醤油と合体し、更につけ麺人気も
取り込み、それをネット等の情報が後押しし、全国のラーメンが進化する。
そうした味のデファクト・スタンダード化は、腕に覚えの店主には、全国に
打って出るチャンス到来。
その一方で、地ラーメンにはご当地グルメの人気で、他県からも人が来てくれる。
ラーメン好きには、嬉しい時代です。
石山1条6丁目