旭川ラーメン美味しいですね。
札幌とは違う加水率の低い麺と、豚骨、鯵節など魚介の風味の効いた
ラーメンは、ときどき無性に食べたくなる魅力があります。
旭川ラーメンも、山頭火の登場辺りからニューウェーブ(今は無い言い方か)
のお店も増えてきていますが、こちらは旭川ラーメンど真ん中でした。
名前からして「昭和ラーメン」おまけに価格も一杯500円と昭和50年代価格。
聞く所によると、札幌での旭川ラーメンの先駆者の一つ、琴似の「ななし」の
セカンドブランドだとか。
初めての店では大概醤油を頼みます。私にはラーメンの原点が醤油ですから
ましてや、旭川ラーメンなら尚の事。
「旭川」で満たされたスープ、葱、メンマに、チャーシュー。旨い。
具はシンプルですが、シンプル・イズ・ベスト、これで充分。
余計な具の雑味が無い分、ラーメンのおいしさがダイレクトに伝わります。
チャーシューはやや塩気が強めですが、麺とスープとを啜りながら、合間に
食べてゆくにはちょうどいいバランス。
私にはスープの塩気も充分ですが、濃い目の味がお好きな方には、増量用の
タレも用意されています。
メニューは醤油と塩のみで、各500円。
大盛が650円で、ライスは150円と、メニューはこれだけです。
されど何の不満もありません。
当然、スープまで完食。
ワンコインラーメンと言うジャンル(どんなんだ?)では、狸小路の赤星と双璧。
というか、両店とも価格を抜きにしても、好きなラーメンの上位ですが。
札幌で食す旭川ラーメン、とカテゴライズしたら「まるたか」「永坊」とこの店が
ベスト3かな?当然個人的嗜好と、今まで食べた範囲での話ですが。
住所:二十四軒3条4丁目