が、北海道の春の香りというと、行者ニンニクとゴボウワサビ(ホースラディッシュ)
にサワワサビ(アイヌワサビ?)といった所でしょうか。
行者ニンニクは、アイヌネギとかキトビロともよばれます。
長野で農園をやっている知人が種を植えた、とか、福井の大野や勝山など
標高の高いところでは、山に行けば採れると聞きますが、やはりこれは
北海道を代表する山菜でしょう。
桜の下でジンギスカンをやる時の野菜や、細かく刻んで餃子の餡に、など
ニンニクの代わりの大活躍してくれる山菜です。
行者ニンニクの強烈な香りは、根元の赤い皮が主な原因ですので、この
臭いが嫌いな人はこれを取ります。
私は、この強烈な香りが嫌いでないので、本当は取りたくないのですが…
この赤い袴を取って、タカノツメを入れて茹で、ペーパーで水気を取ったら
容器に入れ、生醤油を上からかけます。
絹ごし豆腐を入れ、卵とじにするのも美味しいです。ご飯が進みます。
サワワサビは古い葉とかを清掃し、煮え立たない程度(85度位?)のお湯を
かけ、箸でかき混ぜ全体に回したあと、お湯を捨て、塩を振って揉みます。
紫の汁が出てきますので、これを捨て、壜に入れて密封。
冷蔵庫で一晩寝かせたら食べ頃。酒の肴に最高です。
これで鼻にツンツンくる香りが最高ですね。
どれも故郷の春の香り、ついつい酒が進むのが難点ですが…
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