昨年5月にオープンしたと言いますから、まだ1年経っていないですね。
幟がなければラーメン店どころか、店と気付かず通り過ぎてしまいそう。
若い店主が一人でやっていて、店内は清潔できれいです。
メニューを見ると、醤油、味噌、塩共に750円。
一番人気は「味噌」となっています。
海老、帆立、ずわい蟹、魚介、野菜などをギュッと凝縮し…とあり、なら
塩を…とも思いましたが、メニューに載せている写真は醤油。
店主の想いが詰まっているのはこちらの様なので、醤油をオーダー。
ご覧の通り、新世代のラーメンです。
もう、ラーメンと言うより、スープパスタという感じ。
器を見ただけで、その決意のほど(?)が、伝わってきます。
エビが強く香りますが、甘エビを一度焼いてスープをとっているそうです。
麺は、さがみ屋の特注低鹸水で、白っぽく軽くウェーブがかかります。
幅の番手は一般的な22番と思いますが、軽い平打ちなので、食感は
中細麺の感じ。加水率は札幌麺より低く、旭川麺との中間位の感じです。
麺茹での時点で器をしっかり温めてあり、スープは結構熱々です。
載せ肉は鉄板で焼き、更に上からバーナーで炙っていました。
写真左側のカットした肉は、ミニチャーシューご飯用(300円)です。
平日のランチタイムは、ご飯(小)がサービス。
お米はトレーサビリティ法に基づく北竜町のブレンド米だそうです。
〆の焼きおにぎり(150円)というのもあって、「残ったスープに入れ
お茶漬け風でお召し上がり下さい」とあります。
色々こだわりありそう。あと、全面禁煙も嬉しいですね。
海老やツブ、カニやイカを載せた「観光ラーメン」は論外として、札幌で
海老の味を前面に出したのは、琴似にあった「縁や」が最初かな?
新札幌に移転してからは行った事がありませんが。
余市のじょぐらの「前浜ラーメン」、中央区 ひなの詩の「えびどろ」や
同じく中央区の一幻の「えびそば」など、海老の味を押し出した店は
増えてきていますが、中華麺と調和させるのは大変みたいですね。
この店をはじめ、今後の若い店主たちの頑張りに期待したいです☆