「がたたん」かな?(オヤジなんで、もうそんなに呑めませんが…)
「がたたん」と聞いて反応するのは、北海道の芦別市周辺の人だけかも
知れませんが、漢字にすると含多湯。
満州から引き上げた方が、芦別市内で中華料理店を開き、その際、中国
北東部の家庭料理をヒントに作った料理が、市内に広がったようです。
札幌周辺で「がたたん」メニューを出すのは、この季香園と小樽市星野の
麺屋よしきのがたたんラーメン 位でしょうか?
私は芦別で食べる機会が無かったので、断定できませんが、麺屋よしきの
肉、野菜、魚介などがたっぷり入り、片栗粉のとろみが付いたボリューム
満点のものが、正統派芦別系?
小麦粉の小さな団子が入り、小麦粉のとろみが強い季香園のがたたんが
中国北部元祖系なのかな?と、勝手に思っていますが…
ここのがたたん(680円)はスープだけですので、酒が抜け心身共健康(?)
の時は、小ライスも頼むべきでしょうが、寒いこの時期、とろみのついた
食べ物は二日酔いでなくとも嬉しいです。ご馳走様でした。☆
季香園は、スタッフ皆さんが中国北部の方のようで、北京料理がお店の
本流の様ですが、四川料理もお得意のようです。
ただ、どの料理も、油、辛さ、量、程々に抑えて出てきます。
もうちょっとだけあっても良いかな?と、思わせる品の良さが魅力ですね。