店内に入ると、一杯に広がる煮干の香り。ううっ期待できそう。
「こいにぼ」というメニューも惹かれたのですが、「初めての方は…
の案内に従い、まずはオーソドックスに醤油650円を注文。
動物系は使っていないようで、塩加減も薄めで綺麗なスープ。
麺はさがみ屋の中太縮れ麺を振りざるで茹でていました。
チャーシューは腿ロースでしょうか?
注文の分だけスライスし、薄味に仕上げていますが獣臭さは無し。
下処理をしっかりとしてあるのでしょうね。これも点数高いな。
具には麩も載っています。
北海道のクラシカルなラーメンにも麩は載りますが、麩入りと言うと
秋田や青森が思い出されますよね。
スープが煮干で麩が載って…とあらば、ご主人(奥様です)にその旨
聞いてみたら「青森で食べたラーメンが気に入って…」との事。
なるほど、「東京で食べた青森ラーメン」しか知らない私は、ますます
青森に行って「本場」の味も試してみたくなりました。
呑みすぎの翌朝、こんならーめんがあったら素敵です☆
さて後日、裏を返しに行きました。「こいにぼ」を食べるためです。
数量限定の「なまらこいにぼ」があったので、その醤油を注文。
(なまら…は、とっても、と言うくらいの意味の北海道弁です)
トッピングも違いますが、スープの色が明らかに違い、濁っています。
麺がやや白っぽいのは、スープに合わせ梘水を押さえてあるのでしょう
ぅん、美味しい!!またまたスープまで完食。
ちなみに、こいにぼを頼んだ家内と息子も、スープまで完食しました。
先日のオーソドックス版と違い、腸のエグミも含め煮干の魅力満載。
酒の肴に、出汁をひいたあとの煮干に醤油をかけ、一杯…なんて言う
『煮干好きの方に限定で』大のおススメです。
私は煮干好きだから、こちらは満点の星3つ出しておこうっと★★★
気にかかる事が一つ、1点色紙が飾ってありましたが、如何でしょう?
美味しいラーメン、気配りのきいた店内に、そこだけ点睛を欠く感じが…
誰かの色紙を張ったら、同ランクや格上の人が来たら断れないでしょう?
そして色紙が増えてゆき、店内にありきたりの場末ムードが漂って…
と危惧する次第です(暴言多謝)