東証の取引システムダウンについて | ロマンチックなSEがIT業界を変える。

ロマンチックなSEがIT業界を変える。

アッツワークス株式会社 代表取締役 犬旅コンサルタントのブログです。
IT業界に入って25年。
システムエンジニア(SE)としての日々の活動記録。
キーワード は「右肩上がり」。
読者登録、大歓迎です。

IT業界で働くSEの皆様

東証の取引システムがダウンして、昨日の午前の取引ができなかった、というニュースが出ています、ちょうどカイ意欲が強かったので事なきを得たが、もし下げ相場だったら暴落していただろう、という意見もあるようです。

開発したのは富士通とのことです。最近の取引量の急激な増大に対応して、システムを増強したのですが、その際、十分な試験を実施していなかったそうです。

うーん、それはシステム屋の常識として、考えられないですよね。まあ、確かに時間の制約等があって、取引時間外に試験や移行を行わなければならないことを考えると、厳しいのは確かですが、その制約の中でなんとかするのもまた、SEの腕の見せ所のはずなんですよね。

だけど、最近の現場は、そういうプロ意識が欠落しているんでしょうね、たぶん。私の近辺でも黒字で終わるシステム開発プロジェクトは非常に少ない。それよりも、人件費だけで終わるコンサル案件のほうが経営的に見れば効率がよいことになってきています。

システムというのは、普通に正しく動いて0点、ちょっとバグが出ればマイナス100点、という陽のあたりにくい仕事であることは間違いないんですよね。だからこそ、まずは0点を取れるように全力を尽くす、という姿勢が必要なんだろな、と考えています。私も、常にそれを忘れないよう、努力しています。