IT業界で働くSEにとって、もしかしたら「サービス」という言葉から連想するのは
「サービス残業」
だったりして、本当の「サービス」からは遠い存在なんじゃないかな、って考えています。
私は以前から、ホテルやレストランのサービスに興味があって、その本質とSEの仕事を結び付けられるのではないかと考えています。
なーんて考えていたら、
「すべては記憶に残るサービスのために―最先端ヘアサロン「RITZ」がなにをやっているか」
っていう本を見つけました。
ヘアサロン界で有名な「RITZ」オーナー金井豊さんの著書です。いくつか、なるほど、って思ったところがありました。
・美容師に必要なサービスの要素は
①技術
②センス
③対人関係能力
である。
・ある意味、RITZというサロンがお客様の情報収集や学習の場になって、それが、お客様の仕事や生活の成功につながるような情報や知識を持って帰ってもらいたい。
・全てのプロセスがうまくいかないとお客様はまた来てくれない。
これらの中で一貫して言われているのが、お客様に対して、
「何故このデザインをお薦めするのか」
を言葉や絵で説明できないといけない、ということです。
これって、SEにも必要な能力だと考えています。IT業界の見積は一般的に「人月」が単位になっていて、何故、その人月がかかるのかきちんと説明できないこともあったりします。
また、
・何故、その仕様なの?とか
・何故、その製品を使った方式なの?
とかを説明できない場合もあります。
こういうことをきちんと根拠を持って説明できてこそ、一流のSEと言えると考えています。
SEとしては、言葉なり図なりで、お客様へきちんと説明できることが記憶に残るサービスになると考えています。