今、青色発光ダイオード(LED)の発明対価を巡る訴訟で、中村修二教授が和解に応じた件が話題になっています。一番印象に残った言葉が、
「これだけの発明をして6億円。やっぱり日本は文系社会。個人を重んじず、大企業に『滅私奉公せい』というシステムだ。実力のある理系の人は米国へ来るべきだ」
です。
私も理系人間で、やっぱり「研究」には今でも非常に興味があり、探究心をあおられることってたくさんあります。もちろん、それは対価を期待しているわけではなく、単純に、知的興味というか、新たな発見や真理を知ることに興味があります。
ただ、その探究心の結果、様々な領域に対して効果のある発見をした場合には、それは当然その対価を得るべきだと考えています。
それが、大企業の論理で握りつぶされる、ということはあってはならないことです。ただ、私の所属する会社も含めて、様々な企業が発明に対する報酬体系を見直し始めた、という点では、この中川教授の訴訟は、次世代に明るい道を作った、と言えるのではないかと考えています。