IT業界で働くSEの皆様
率直な質問ですが、現在の労働環境に満足していますか。他の産業に従事したことがないので、はっきりとは言えませんが、IT業界というのは「3K」に近いと考えています。
慢性的に長時間労働ですし、残業代が満額でる訳でもない、システムサービスの都合上、年末年始やゴールデンウィークの出勤も当然ある。。。
一方で、常に最先端の技術に触れることができるし、場合によっては、社会的にインパクトがあり、国民全体へサービスを提供できるような大きな仕事もできる。そういうやりがいのある職種です。
多分、IT業界の労働環境における議論というのは、この2つの軸で語られることが多いのではないでしょうか。さらにその中に、成果主義の概念が入り込んできている。
まだまだ、できて日の浅い業界ですので、建設業界に比べて「品質」に関する基準やルールがほとんどありません。なので、今建設業界で起きているような問題というのも、IT業界ではもしかしたら今後表面化してくる可能性もあります。(その前兆が東証のトラブル等ではないかと考えています。ここでは構造設計書もなければ、評価機関もないので、客観的な責任の追及が非常に難しいのではないでしょうか)
そんな中、日経コンピュータの12/26号で「平均年収596万円、残業は月48時間超」という記事が出ています。雑誌記事という性質上、「全体の4割がやる気低下」「残業時間は全産業平均の4倍」といったセンセーショナルな見出しが躍っています。実際、現在のIT業界の実態を表しているでしょう。
これが、2010年の調査になると、どのように変化するか興味があります。2007年に団塊の世代が退職して、組織が軽くなり、人件費負担が減れば、企業の利益は増え、IT投資がさらに増し、結果としてIT業界も発展していくかもしれません。その時、汎用機を扱えたベテランが抜け、オープン系エンジニアが台頭し、組織を操縦していく姿を想像すると、すごくわくわくします。(ナショナルシステムとコンシューマ向けサービスを一緒に語ることはできませんが)
ということで、この雑誌記事、一読してみてください。