最近、とあるインシュレーターが欲しくてたまりません。
金井製作所から販売されている小型ブックシェルフスピーカー用のインシュレーター「KaNaDe02bf」のことなんですが、Amazonでもオーディオユニオンでも欠品中なので…
発売が再開されたら、すぐに注文できるようにとお金を貯めているところです。
我が家のオーディオシステムの中で、奏KaNaDe式セッティングを採用しようと考えているのは、ビクター製スピーカー SX-M3 を核とした松田聖子用システムです。
・レコードプレーヤー KENWOOD製 KP-9010
・フォノイコライザー 合研LAB製 GK06SPU
・CDプレーヤー DENON製 DCD-S10Ⅱ
・プリメインアンプ ROTEL製 RA-1070
・スピーカー VICTOR製 SX-M3
これら全部のオーディオ機器にKaNaDeインシュレーターを導入するのは無理ですが、あまり費用をかけずに出来る奏KaNaDe式セッティングに取り組むことにしました。
手始めに自作スピーカーケーブルから。
ホームページを熟読して、必要な材料を取り寄せました。
3メートルの袋ヒモを4本と3メートルの銅線(2.0ミリ単線)を4本を購入しました。
プラス側はピンク色をマイナス側はナチュラルを使います。
▲袋ヒモ
オヤイデから取り寄せた2ミリ単線は、表皮を破って中身だけを取り出します。
▲2ミリ単線
これを袋ヒモに通し、両サイドに圧着端子を取り付け、両サイドをテーピングで固定したら出来上がりです。
KaNaDeさんのオリジナルには圧着端子なんてありませんが、やっぱり圧着端子があると便利なんで…
▲完成したイケ綿スピーカーケーブル改
お気に入りのスピーカーケーブル QEDのシグネチャーレボリューション から、イケ綿スピーカーケーブルにスイッチしました。
さて、肝心の音ですが…
ダメです…
ザラザラした音が出てきたので、すぐに圧着Yラグ端子を切り取りました。
今度はどうでしょう。
確かに変化したのですが、うまく表現できません…
音域レンジは広いとは感じられません。
ボーカルは少し引っ込んだところに定位するようになりました。
ベースの音は沈み込むというより、弾むような感じになりました。
ただ、いつまでも聴いていられる音質なのです。
レコードとの相性が良さそうです。
奏KaNaDe/複合材料ノートさんのブログでは、「癖のない伸びやかな自然な音」と表現されていました。
なるほど、そうやって表現するんですね。
さぁ、松田聖子のレコードを念入りにクリーニングしましょうかね。