【紅魔館】
この館には幼い吸血鬼が二人、魔法使いの少女が一人、
館の主に仕えるメイドが一人、門番が一人、
計5人が住んでいる。
以前、この館で起きた赤い霧の出る異変は、
博麗の巫女「博麗霊夢」と、
魔法使いの少女「霧雨魔理沙」によって解決された。
今ではこの館の住人達はごく平凡な暮らしを、
この幻想郷で過ごしている。
そして今日、
毎度お馴染み厄介な訪問者が紅魔館を訪れた。
………
いち早く訪問者に気付いたのは、
この館のメイド「十六夜咲夜」
そして今は彼女の前には、
面倒な二人組がいる。
咲夜「あなたたちは、一体何をしに来たんですか?」
魔理沙「暇つぶしだぜ!」
霊夢「私は暇だったからよ」
咲夜の問いに
二人は内容が同じことを咲夜に返してきた。
咲夜「はぁ…よくあることなので驚きませんが…美鈴はどうしたんですか?
門でしっかりと見張りをしているはずなのですが?」
魔理沙「あーあいつなら寝てたぜ?」
霊夢「ホント毎回来るたび寝てるわね。そろそろ喝くらい入れてやりなさいよ」
門番「紅美鈴」が寝ていることは
咲夜も重々承知しているため
内心呆れるだけで話しを戻した。
咲夜「それにしても暇つぶしですか…お嬢様はまだ寝ていますよ?」
魔理沙「それなら別に問題ないぜ!私が用があるのはパチュリーだからな」
咲夜「だと思いましたよ…それで霊夢の方は?」
咲夜が目線を霊夢に向けると
魔理沙は図書館の方へ向かっていった
霊夢「さっきも言ったように、私は暇だから来ただけ。
ところで咲夜?」
今度は霊夢が咲夜に質問してきた
霊夢「春って鼻とか目とかいろいろと大変になるじゃない?
そういうのを抑えるものとかないかしら?」
咲夜「あるにはありますけど…」
霊夢「ホント!?いただくわ!」
咲夜(ホント…この人たちが来ると大変ね)
霊夢は咲夜から物の在処を聞くや否や
一人で勝手に行ってしまった。
咲夜「まったく…今日は騒がしくなりそうね」
そう言うと咲夜は素早く
自分の仕事についた。
ふぃ~…絵の勉強した後に
小説ってきついなぁ…
それに文章力のない
自分には話がつながっているかもわからない…
それじゃあダメじゃねーか∑(゚Д゚)