煩悩に踊る -7ページ目

私の担当さんは何担当??

先日ホーム店舗を訪れたときのこと。


その日は以前からお願いしていたものを購入するために電話で予約して訪問した。

お願いしていたものはかわいめのプライスのプレタで、他にもちょっとした小物を購入する心算だったのだが…。


入店するとすぐに担当SAさんがニコニコと近づいてきてくれた。

ひらめき「◯◯様〜お久しぶりです〜」


お久しぶり…か…??笑

前回訪問から3週間も経っていないのですが驚き

もっと来いよ足りないよってこと…??

などと、また若干の被害妄想を発症しながら挨拶をし、すぐにプレタの方に案内されると思っていたのだが。


ひらめき「今日は◯◯とかどうですか?新しくいくつか入ったんです♡」

と、先日二つほど購入したばかりのカテゴリーの方に誘われてしまった!


ちょ待てよ笑


このとき、色んな先人の教えが頭を駆け巡っていた。


一つは、「店員さんが勧めてくるものにはなるべく乗った方がいい」ということ。

店員さんが勧めるものを見定めてやり取りすることで自分の好みをより深く知ってもらったり、擦り合わせられる効果はもちろん。

勧めてくるというのは、実際に今店舗やその店員さんが力を入れているカテゴリーなのかもしれない。

それにホイホイと乗って購入するのは、店員さんにとっても「いい顧客」になれる近道かも!?


またもう一つは、「あれ、もしかして担当さん、このカテゴリー担当なのかしら?」ということ。

これも先人のブログやSNSを熱狂的に読み漁って得た知識だが、エルメスの店員さんはそれぞれ担当している部門があるらしい。

レザーグッズ担当の方もいれば、プレタ担当、靴担当があったり、さらには統括的な立場の方もいるようだ。肩書きが名刺に記載されていることもあるとか。

私がお願いしているSAさんの名刺には特に肩書などはない。

しかし、これまで会話をしてきた中で、確かにこの部門のことが最も詳しかったような…。

自分が担当している部門の売上が多ければ、担当さんにとっても喜ばしいことなのではないかしら?


こんなに色んなことを考える買い物って他にあるだろうか。

私はどちらかというとそういうことを馬鹿らしいと感じる性質で、これまで他のブランドでの店員さんの背景を慮ったりしたことはない。しかしそんな私にもそうさせる魔力がどうやらエルメスにはあるようだ。


担当さんに、喜んでもらいたい……。

もちろん、いつか枠バッグを紹介してもらいたいという下心がベースにあるのは否めない。

でも、それだけではなく、純粋に担当さんといい関係を築きあげたい、バッグを手に入れてもその先もこうしていい購入体験をしていきたい、という思いまで芽生えてきてしまった。🦆。


結局、その部門からまた一つ新作を購入することにした。

下心は別としても、数年前に登場してエルメスにまだ興味が無かった頃からいいな、と思っていたものだ。

夏に大活躍してくれそうだし、夫にも褒めてもらえた。ワーイ。


しかし、お財布の気持ちを慮って、今回心の中で決めていた小物は一旦見送ることにした。

あばよ、90cmカレ…また次の機会にな……!


果たして担当さんが本当にその部門担当なのかは、知るよしもない。聞けばいいだけだが、なんだかそういうのも野暮に感じてしまう。

いつの日か、何かの弾みに答え合わせができるかもしれないので、それを楽しみにエルメスジャーニーを邁進していこうと思う。


フラッと立ち寄ってみた日

「今日はお買い物ついでにエルメスにフラッと立ち寄りました」

↑言ってみたかった笑


私のエルメスジャーニーは、初回から幸いにもバッグの紹介をいただいて、その後そのSAさんから電話で来店のお誘いを受けるという恵まれた状況でスタートした。

その後は予約品の受け取りなどで毎回電話をいただき予約来店をしていたのだが…。

前回伺った際は、特に品物の予約などはせずに終えてしまったのだ。


つまり、次回予約が、ない。ガビーン。


こちらから電話して来店予約を取ればよいのだが、ふと思い立って予約なしで突撃してみることにした。

というのも、予約で来店する際には必ず何かを購入する、それもお時間を取らせているからにはある程度まとまった額を…と考えているので、なかなか考えることが多いのだ。

まず、エルメスって値札がついてないじゃん?

なので、前回ブログでも書いたように、「あ、これかわいい〜」「欲しい〜」などと軽く口に出すと、大変なことに(ご予算的な面で…ほんわか)になりかねない。

それに、買うつもりのないものでも、いろいろと見ているうちに欲しくなったり、ディスプレイを楽しんだりというような、純粋なショッピングとしての楽しみは、常にアテンドいただく予約来店では得るのがなかなか初心者には難しく感じてしまうのだ。


なので、近くの他ブランドでの用事も兼ねて、ふと立ち寄ってみようと思い立った。

もし担当さんがいれば、予約ではないのであまり気にせず買うと決めている小物だけ購入すればよいし、いなければ店舗ブラウジングを楽しんだ上にシフトも教えてもらえばいいし!

我ながら名案!(いやいや、当たり前では…?の声が聞こえそうだが、当方なにぶんエルメスに関しては赤ん坊なので…おねだり)


結果。


とっても楽しかった笑

担当さんはお休みのため不在であった。シフトを聞いて、在店日を教えてもらったので、改めて伺うつもりである。

そして、アテンドなしで自由に見て回れることの良さを実感…!


あ、新作のあれ、もう入ってるんだ!かわいい〜。次担当さんに会えた時に聞いてみよ。

あ、前から欲しかったあの小物、前はなかったけど今はある!あれはお手頃価格だから、他に欲しいものが無いときに買おうかな。

ふんふん、前はこのジャケットは入荷してなかったな〜。

あ!このバッグDO札がない!私が欲しいモデルではないけど、フリーのバッグも普通にあるんだなあ〜。


とか。

のんびり自分のペースでブラウジングできるの、最高〜↑↑♡


なんとなく、予約しなきゃ!と自分で自分に枷をつけてしまっていたなぁと思う。別に予約しないでも、その日何も買うつもりがなくても、こうやって見にくればいいんだよね。


でも、そろそろウィッシュリストの品物が増えてきたので、早めに担当さんにも会いに行きたいナ♡



羽の生えたように飛んでいく!

前回エルメスに詣でた際、いくつか気になるものを試着したがサイズがなかったものがあった。

担当さんは、

「うーん…多分今後当店にも入荷はあるんですけど、まだいつとは言えない感じですね〜。」

「こっちは他店舗にはあるんですけど〜。」

などと仰っていて、特に「予約」「取り寄せ」などの言葉はなかった。


予約できない商品なのか、私がまだ予約やお取り置きできるレベルの顧客ではないからなのか…。

などと、いちいち深読みして一喜一憂してしまうのが庶民のエルメスジャーニー。


あまり深読みするのはやめようと思う。うん。


なぜなら、そこから数日後に担当さんからお電話をいただけたのだ。ワーイ。


いわく、「前回試着していただいていたもの、二つともサイズがご用意できました✨」


ん?


…二つ??

いや、確かにそう。

二種試して、「わーどっちもかわいいですね〜。サイズがあったら買うのにな〜。」と言った。言ったよな。


だってそんなサイズがすぐ用意されると思わないしよ笑笑


わろてる場合ではない。

なんせどちらも割とお高い。しかもダブルパンチである。


以前、お取り寄せについて聞いた際に、「基本、購入が前提となるので…」と聞いた記憶がある。少なくとも片方は私のために他店から取り寄せて用意していただいたはずだ。

ここで「やっぱりいいです〜」なんて言えるわけないし、そもそも本当にかわいくて欲しいものだったのだ。


というわけで、後日(本当は1週間ほどの取り置きだったはずだが、都合に合わせて少し先でもいいですよ、と仰っていただいた。女神か?)いそいそと店舗に赴いて購入してきた。

さすがに

泣き笑い「ごめんなさい、2つとも用意できてしまって…ウフフ」

という感じで、こちらの懐事情もある程度はわかってくださっているのだろうという感触があった。(ありがてえ)


他にも小さなものを購入したのもあり、明細にはヴッ………おねだりとなったものの、担当さんとも楽しくお話ができ、よき購入体験となった。


エルメスはやはり特殊だ。他ブランドだと購入確定の取り寄せは伝票が作成されたり、前金制だったり、もっとカッチリしているように思う。

そんなものは野暮、ということだろうか。貴族や名家との取引がメインで、お互いへの信用だけで成り立つ古き良き時代の残香かもしれない。

エルメスは担当さんとの相性が最重要、と言われるのもこういったところにあるのかなぁ、と思わされた。


今回の教訓。

「軽々しく欲しいと言うな、欲しいと言う時は覚悟せよ」

である。


だって、これは、私の担当さん相当優秀なのでは…?よだれという気がしてきたのだ。

贔屓目かもしれないし、ハイブランドなら当然と言われるかもしれないが…。

こんな細客でも、会話の中で少し言ったことをちゃんと覚えていて、こうして電話してきてくださる。難しいですね、で済ませずに、きちんとオフィシャルに予約の体裁を取られたものでなくても、しっかりサイズを取り寄せてくれる。

こちらが理由なくキャンセルしたりしないと、ある程度信用してくださっている証とも思えて嬉しい。


そしてこれはつまり、迂闊にあれもこれも「欲しい〜」と言うと、(普通に手に入るものであれば)比較的すぐにご用意してくださるかも…と言うことだ。

これは危険すぎる笑笑

お財布ちゃんにもペース配分というものがあるのよ!!


今後は、本当に心の中ですでに購入を決めているものだけ「欲しい」と口に出すことにします…!と心に誓いつつ、新しく手に入れた美しいエルメスたちを愛でる日々である。