煩悩に踊る -5ページ目

担当さんに鞄の話をしてみた②

前回ブログの続きである。

なお、前回ブログは私がぐだぐだと勇気を出せなかった言い訳を書いているだけなので読み飛ばしてもらっていい。


当日は、予約していたものが準備できたとの連絡をいただき、テケテケと予約来店した。


まずはいつも通りサラッと全エリアをみながら雑談。

そしておすすめのものを試着したがマイサイズではなかったので丁重にお断りした(…つもり。というのは、「うーんこれはサイズがイマイチなのでやめておきます」と言ったのだが、後で「指差し良さそうなサイズが入荷したらご連絡しますね」と言われたのが気になっている笑)。


その後、今日はたくさんアクセサリーが入荷した、とのことで見せていただく。欲しかったものが二種類あったのだが、お財布の気持ちを慮って一つに。

 

そして、待っていたタイミングが来た。

ひらめき今日は他になにかございますか?」


ドキドキ。

ドキドキ。


「あ、あの、今すぐというわけではないのですが、今後こういうオケージョンがあるので、それに合うバッグが…いつか欲しいなーなんて…」


自信のなさからか、声が小さくなる。担当さんにぐっと近づき、目を伏せて小声で伝える様は、もはや囁きおかみである。


ドキドキ…反応やいかに…。渋い顔されたらどうしよう…。

もし数秒でも躊躇や困惑が感じられたら、「なーんて、ねニコニコ」と誤魔化す準備は万端であった。

しかし、担当さんは間髪入れずに


ひらめきえー!それは、お鞄必要ですね!」


と仰った!!

!! 同意してくれたー!


そしてすぐに

指差しそのオケージョンだと…◯◯はちょっと違いますね。△△とかどうでしょう?それか✖️✖️…」

と矢継ぎ早に数種類の鞄候補を上げてくれる。


しかし私は枠のうちの一つ、を心に決めていた。

実際、エルメスの鞄はそれぞれに美しく、候補に上げてくれたものも欲しいものばかりではあるが、資金は有限である。まずは、入手困難と言われるあのバッグをやはり手にしたい…!


また小声だが必死に

おねだりこういう鞄は他にも持っているんです。だからやっぱり私は◻︎◻︎が…欲しいなーって…」

と訴える。


すると、担当さんはにっこりと笑って

ニコニコうんうん。どんな色がいいですかね〜!」

と応じてくれたのである。


感無量。

大きな壁を乗り越えたような気持ちだ。(大袈裟にも程がある…

溢れる涙を堪えながら(嘘である。基本私はどんな時も平然とした顔を装っている。)、達成感を味わう。

後押ししてくれた友人たちにもすぐに報告する。

まだカバンが来たわけでも、来ることになったわけでもないのにこの浮かれよう笑笑

落ち着いて欲しい。自分。


すぐに来るとは思っていないけれど、ホームへ行く時に新たなスリルが加わった。

その日を楽しく妄想しながらまたこのエルメスジャーニーを歩んでいく。



担当さんに鞄の話をしてみた①

表題の通りである。


エルメスジャーニーを初めて、はや4ヶ月が経とうとしていたある日。

人見知りの自分でも、徐々に担当SAさんとはエルメス以外の雑談もできるようになってきていた。


私の担当さんはとっても真面目そうで熱心な方。

こちらがチラッとこぼした言葉でもきちんと覚えていてくれるし、予約品や取り寄せが漏れたことはこれまでは一度もなく、電話連絡もこまめにしてくださる。

まだホーム店舗に異動して時間が経っていなく、抱えている顧客がそんなに多くないのかも、と思っている。

いずれにせよ、繊維客にとってはありがたいこと。

担当さん選びにはいろいろファクターがあると思うが、担当さんの中での自分の位置づけ、は大切なファクターかもしれない。

例えば、「新人さんは裁量権が少ないから」と忌避したい人もいるだろうが、逆に言えばとても大切にしてくれる可能性もあるので、大口顧客を複数抱えている可能性の高いベテランの方がいいとも一概には言えないんだろうなぁ、と。


真面目(しかもめちゃくちゃ可愛い)担当さんと心がある程度通っているな、と感じられていたこの日は、ホーム訪問前に心に決めていることがあった。

それは「鞄の話をすること」可能なら「欲しい枠バッグの話をすること」。

というのも、ここまで私は一度も枠バッグはおろか、鞄の話を担当さんとしたことがなかった。

話題の中で、革の種類を尋ねたり、色の話をするときに名前を出したことはあるが、欲しいような素振りを見せたことも、在庫確認をお願いしたこともない!

当初は「あまりバッグにばかり食いつくより、会話の中で他のエルメス製品への造詣を深めることで担当さんとの信頼関係を築きたい」という狙いもあったのだが、意図的に話さないでいるうちにビビり発症し機を見失ってしまった感もある笑


こんなによくしてくれる担当さんが、枠バッグの話した途端にシオシオ🧂になったら…立ち直れない……大泣き


だが、インターネットを通じて知り合ったベテランエルメスラバーのお友達から「それはリクエストすべき」「言われなきゃわからない」「鞄いらない人認定されてるかも」と激励をいただき、まあ本当にそれはそう、なので少なくとも鞄が欲しい意思表示はすべき、との結論に達したのだ。

あたりまえ体操。歩く


そして、エルメスで購入した総額が私が個人的に建てていた目安に近づいていたこのタイミングで、お話をすることにした。

初めから「鞄が欲しい!」と口に出し、あっけらかんとそれに向けて課金するわ!とSAさんとやりとりできる人もいるだろう。日本以外でのアジア諸国ではむしろそれが主流のようだ。

日本においてもそれが許されるキャラの人も、そういうキャラの人を好むSAさんもいるだろう。

残念ながら自分はそういうキャラではない。どこまでも見栄っ張りだしかっこつけなので、お買い物でも侘び寂びや情緒みたいなものは大事にしたいタイプ…。


前置きが長い。長すぎる。


実際にどういうリクエストをしたか、担当さんの反応がどうだったか、については次の記事で。




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